0・白の世界
”ぽちゃん”
まっしろだ・・・
いつからここにいたんだろう?なんだか長い間ここにいたような気がする・・・
気が付くとどこまでも果てしなく続く、真っ白な空間にいた
上も、右も左も下・・・も?
ん?
なんか私の足が小さい? ような?
”ぽちゃん”
すぐそばから音が聞こえてハッと振り向く
カラフルだけどシンプルで素敵なドレスに黒のヴェールを頭につけた人が目の前に立っていた
さっきは絶対いなかったのに・・・
『・・・・・・なさい・・・』
ん? なにか小さい声でいってる?
黒いヴェールで顔はよく見えないな
『・・・ごめんなさい。貴方を生かすには、眠らせるしか、なかった・・・・・・・・・』
ゆっくりとその人はヴェールを上げていく
真っ白で少しウェーブのかかった艶やかな髪、信じられないほど美しく整った顔が現れる
儚げで美しい透き通るような白っぽい瞳がまっすぐ私の瞳を捕らえる
かああっ と顔が熱くなる
きっ綺麗すぎるっっ!!
あまりの美しさに女の私まで惚れちゃいそう
ん、あれ? 眠らせる? とは何のことだろう??
『きっと苦労させてしまうでしょう。でも、私がいると信じて。
…生きることを…どうかあきらめないで』
ツーっ
美しい透き通った瞳から光る一粒の涙が零れ落ちる
”ぽちゃん”
涙が落ちると周りがふわっと光に包まれる
美しい人は私に両手を伸ばしそっと優しく私の顔を包み込み
そっと私のおでこにキスを落とす
途端に瞼が重くなる
待って!! なんでないてるの?? 苦労って何?
まだ、聞きたい・・・こと・・・・・・が
声が出ないことに今更気づいたけど、もう遅い。
私はそのまま意識を手放した
ちょっとでもいいぢゃん!続ききになる・・・かも!
って思ってもらえるようがんばりまっす!
評価などしてもらえたら
飛び跳ねて喜びます☆




