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ちょっと転移先で終末の魔人を助けてくるか  作者: 榊 ユージン
2章 4人目の仲間と愉快な仲間たち
11/12

キング・サーモンーーー!!

寿司たべたい!

「キングサーモンって、まじ?」

ホントにここの魔物どもは!てか考えたやつ!!

「何ボケッとしてんだキョウタロウ!」

「お、おお、そうだったな!」

いけない、名前に突っ込みをいれてる場合じゃない。まさしく、巨大なサケのような魔物だ。だが、歯が鋭く、口が大きく割れていて、サメのような獰猛さを感じさせる。

「まずいなあ」

俺たちは川の上だ。ここは完全に敵のテリトリーだ。

「く、攻撃しようにも、届かねえ!泳ぐか!?」

「馬鹿なことは止めた方がいいでしょう。喰われるだけです。」

「ああ、グレイの言う通りだ。ここはまず、岸に上がりたいな」

と、話している間に

「ガアアアアー!!」

「まずい!」

キングサーモンがブレスのような水を放ってきた!こんな小舟では呑み込まれて足場がなくなってしまう!

「この程度!!」

「おお!?」

水のブレスをグレイが水魔法で相殺した。流石、器用だなあグレイは。・・・そうだ。水をうまく利用できないか!?

「グレイ!水の流れか何かで、小舟ごと岸に戻せないか!?」

「・・・水に直接触れれば、操作することができる。ただ、これだけの水量となると、正確には難しい。。。いや、そうだな」

グレイが何か考え込んでいる。

「ケネスの馬鹿力を使えばいけるかもしれない」

「俺の筋肉を褒めたか!?」

「「褒めてない」」

「流石お兄ちゃん!」

フィーネはこんな時にも天然だなあ!俺とグレイの突っ込みにも微動だにせずに兄を称えている。

「よし、じゃあいけそうだな!ケネス、頼む!」

「なんだかよく分からんが、ぶっ放せばいいんだな!?」

「ああ、水面に向けて、方向的には川の向こう側に向けて、思いっきり放て」

「OK!!」

ケネスが風の力を溜めている。その間にもキングサーモンがまたウォーターブレスを放ってくる!さっきよりもでかい!!

「どりゃあああ!!ウィンドソード!!」

そのブレスに向けてケネスが思いっきり風の力を放つ。風の力により、水が渦を巻いている!

「ケネス、もう一発用意しておけ!」

そこへグレイが槍を突き立て、

「清らかなる水よ。岸までの道を作れ!」

渦を巻いていた水の流れが、岸まで伸びた!!

「グレイ、ナイスだ!」

「まだだ。ケネス!」

「おうよー!!もう一発!ウィンドソード!」

風の力と水の流れで、舟は一直線に岸へと飛んでいった。

「よし」

「しゃあ!」

「きゃ!あぶないあぶない!」

「どべしゃ!」

・・・俺以外は、無事着地したようだ。フィーネの着地が可愛いな。。いや俺ももっとかっこよく戦いたい!

「親父、下がっててくれ」

「おうよ!ありがとな兄ちゃんたち!」

舟の親父を下がらせる。

川の真ん中あたりに、怒っているのか、キングサーモンが姿を見せている。歯をギラギラさせて、、、うわあ。

「さて、じゃあ第2ラウンド開始だ!」

ケネスの威勢のいい声が響いた。上手いのかなあ?キングサーモンは。

読んでくれてありがとうございますー!

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