キング・サーモンーーー!!
寿司たべたい!
「キングサーモンって、まじ?」
ホントにここの魔物どもは!てか考えたやつ!!
「何ボケッとしてんだキョウタロウ!」
「お、おお、そうだったな!」
いけない、名前に突っ込みをいれてる場合じゃない。まさしく、巨大なサケのような魔物だ。だが、歯が鋭く、口が大きく割れていて、サメのような獰猛さを感じさせる。
「まずいなあ」
俺たちは川の上だ。ここは完全に敵のテリトリーだ。
「く、攻撃しようにも、届かねえ!泳ぐか!?」
「馬鹿なことは止めた方がいいでしょう。喰われるだけです。」
「ああ、グレイの言う通りだ。ここはまず、岸に上がりたいな」
と、話している間に
「ガアアアアー!!」
「まずい!」
キングサーモンがブレスのような水を放ってきた!こんな小舟では呑み込まれて足場がなくなってしまう!
「この程度!!」
「おお!?」
水のブレスをグレイが水魔法で相殺した。流石、器用だなあグレイは。・・・そうだ。水をうまく利用できないか!?
「グレイ!水の流れか何かで、小舟ごと岸に戻せないか!?」
「・・・水に直接触れれば、操作することができる。ただ、これだけの水量となると、正確には難しい。。。いや、そうだな」
グレイが何か考え込んでいる。
「ケネスの馬鹿力を使えばいけるかもしれない」
「俺の筋肉を褒めたか!?」
「「褒めてない」」
「流石お兄ちゃん!」
フィーネはこんな時にも天然だなあ!俺とグレイの突っ込みにも微動だにせずに兄を称えている。
「よし、じゃあいけそうだな!ケネス、頼む!」
「なんだかよく分からんが、ぶっ放せばいいんだな!?」
「ああ、水面に向けて、方向的には川の向こう側に向けて、思いっきり放て」
「OK!!」
ケネスが風の力を溜めている。その間にもキングサーモンがまたウォーターブレスを放ってくる!さっきよりもでかい!!
「どりゃあああ!!ウィンドソード!!」
そのブレスに向けてケネスが思いっきり風の力を放つ。風の力により、水が渦を巻いている!
「ケネス、もう一発用意しておけ!」
そこへグレイが槍を突き立て、
「清らかなる水よ。岸までの道を作れ!」
渦を巻いていた水の流れが、岸まで伸びた!!
「グレイ、ナイスだ!」
「まだだ。ケネス!」
「おうよー!!もう一発!ウィンドソード!」
風の力と水の流れで、舟は一直線に岸へと飛んでいった。
「よし」
「しゃあ!」
「きゃ!あぶないあぶない!」
「どべしゃ!」
・・・俺以外は、無事着地したようだ。フィーネの着地が可愛いな。。いや俺ももっとかっこよく戦いたい!
「親父、下がっててくれ」
「おうよ!ありがとな兄ちゃんたち!」
舟の親父を下がらせる。
川の真ん中あたりに、怒っているのか、キングサーモンが姿を見せている。歯をギラギラさせて、、、うわあ。
「さて、じゃあ第2ラウンド開始だ!」
ケネスの威勢のいい声が響いた。上手いのかなあ?キングサーモンは。
読んでくれてありがとうございますー!




