2019/06/02
もう6月ですね、はやいはやい。
さて、本日お話しますのは「走れメロス」。歴史的名作であります。
メロスは激怒した。王様が人を殺すからだ。メロスは王様に抗議した。
「やめろ!人を殺すな!」
「なんだと!生意気な!お前を殺す!」
「え!それは嫌だ!」
「じゃあ人質を用意しろ!」
こうしてメロスの親友セリヌンティウスは人質となったのです。
「頼んだぞセリヌンティウス!」
「%&$%$'$'&$&'$'&!!!!!」
「王様、さるぐつわをされて良く聞こえませんが、任せてくれ、と言っております。」
「うむ、そうか。メロス、ではおまえはこれからここから300km離れた妹の家に時速30kmで向かい、妹の結婚式に2時間出席しろ。それから同じ道のりを時速45kmで引き返してここに戻れ。いいか、絶対に今言った速度を守れ。つまり、行きは300kmを時速30kmで進むから10時間。そこから結婚式は2時間。帰りは300㎞を時速45㎞で進むから6時間40分。合計で18時間40分。今から18時間40分後の21時40分ぴったりにここに来い。さもなければおまえの親戚を全員殺す。」
こうしてメロスの旅が始まったのです。
メロスはまず王様が住む宮殿をでて、右に進みました。そこから700メートル進んだところで左に行き、二つ目の信号を斜め右方向へ。そこから5キロ以上道なりに進み、国立記念博物館前の交差点を右方向、それからすぐに斜め左方向、料金所に入ります。そこから10キロ以上道なりです。途中、黒いプリウスが時速130kmで後ろからおあってきたので時速140kmに速度を固定し、逃げ切ろうとしましたが、しつこく追ってきたのでさらにスピードをあげました。しかしメロスはスピードをあげながら「この先オービスあり」の看板を見逃しませんでした。メロスはプリウスを十分に引き付けてからオービスの直前で減速し、進路変更しました。プリウスは見事メロスを追い抜き、オービスがピカァァ!真っ赤に光ったのです。メロスはほくそえみました。そのまま料金所の看板があったので左折して下道に降りました。料金は5640円です。