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オンコの森の少年タータ

作者:オジロワシ
あらすじ

 気候が寒冷で、荒涼とした大地のオンコの森で、祖父母に育てられたタータは両親がいなくても、家の仕事を良く手伝う活発で元気な十二才の少年である。
 タータには出生の秘密のほかに動物や植物と会話できる能力があった。
 本人は知らず、祖父母だけが胸の奥に隠して、タータの父や母は赤ん坊のときに死んだとタータにいいきかせていた。
 動物や植物と会話できる能力に祖父母が心配し、人前でその力を使うことをタータに固く禁じていた。
 タータは父や母がいなくても、祖父母の言うことを良く聞いて、素直にすくすくと育ち、森の動物たちとも仲が良く会話が出来る思いやりのある少年に育った。
 しかし、平和の日々は長くは続かず、森の奥で傷ついた大男の武者を森の仲間である小鳥や鹿の知らせで助けたことから、タータの命を狙う影の者達が現れた。
 この大男の武者こそ、赤ん坊だったタータを祖父母に預けたのであった。
 命を狙った影の者の一人が逆に熊に襲われ、命を落とすところを救ったタータに「南の国、大都に行き王妃に会え」といって立ち去った。
 命を狙われることや、大都に行って「王妃に会え」と、言う影の者の言葉の意味がわからずに悩むタータではあったが、森の長老のフクロウが「その男の言うように王妃に会ったらどうか。わしの可愛いタータの身に何かあったら、森の仲間だけではなく、多くの仲間が駆けつけるから心配するでない。」と、言って大都に行くことをすすめる。
 その言葉に感謝し勇気付けられ、タータは大男の武者と二人で、南のハーバー国の都で王や王妃のいる大都に向かって旅たった。
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