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【200文字小説】マヨ照大御神

作者: てこ/ひかり

 ……ここから先は世俗とは切り離された、神の宿る依り代。神域となっておりますので、どうか脱帽お願い致します。決して神様にご無礼のないように、大声や激しい運動は慎んで頂きますよう、お願い致します。神饌、つまり神様へのお供え物は季節の旬の物が好ましいとされています。ですのでお客様、お結びの具はどうか脱海老ドリア、脱チャーシュー煮卵でお願い致します。


「ツナマヨはどうですか?」


 どうか脱マヨでお願い致します。

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