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狼ヶ嶽村  作者: 百鬼 俊介
第一章
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狼と明くる日










翌日になり俺はいつも通り母親に薬を飲ませ、全ての部屋の鍵をかけてから学校に向った。

学校についてからクラスメイト達から聞かされた最初の話は昨日の晩に死体が見つかったというものだった。

死体?まさか父親のものか?俺は警察からなんの連絡もないぞ!っそう思ったが死体は昨日殺されたような真新しいもので俺の父親のものでも香川美幸のものでもないそうだ。

噂でしかないが死体は昨日村外れの河川敷に捨ててあったらしく30代男性のものならしい。顔は綺麗にそのままだったらしいが口元と性器は剥ぎ取られ、剥ぎ取られ部分は何度も刺され死体の近くに捨ててあったらしい。

あまりのおぞましさに発見者の人は体調不良を訴え村に一つしかない診療所の田井中クリニックで診察を受けているそうだ。

気持ち悪い話だ。

でもこの事件は神隠しとは関係あるのだろうか…もし関係していたとして犯人が死体を隠さなかった理由は何なんだろうか…。

そして関係していたとしたら…俺の父親は殺されている可能性が高くなってしまう…。

1番考えたくない結末にたどり着いてしまうのだ。








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