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狼ヶ嶽村  作者: 百鬼 俊介
第一章
6/14

狼と幼馴染







余計に重苦しい空気が教室を包む。

俺達は橋野隆太が怪しいんじゃないかと思う気持ちとクラスメイトを疑うような自分達が許せない気持ちとで、嫌悪感に苦しんでいた。

沖本智恵の言うとおりで橋野隆太は犯人なんかじゃない…。

だいたい橋野隆太が神隠しに関わってもメリットが何も起こらないじゃないか。

というか、あの時の半泣きしたような沖本智恵可愛かったなぁ。

って、おい、今はそんなこと考えたる場合か!

「ふーん、森久保って智恵のことやっぱり好きなんだ(笑)」

え?姫宮カノンがいきなりこんな事を言ってきた。

「え?…じゃないよ(笑)さっきからブツブツなんか言ってるの聞こえてるよ?智恵が可愛いとか!」

喋ってるつもりは微塵も無かったが声に出ていたらしい…死ぬほど恥ずかしい。

「智恵とあんたって、幼馴染なんだもんねー…まあそれだったら意識しちゃうよね(笑)」

姫宮カノンは俺を茶化すように振舞い、徐々に教室の空気も色を変えて言った。








     ____________狼ヶ嶽____






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