母親になる、ということ
掲載日:2024/03/06
実は、作者の事実を元に綴ったお話です。
……エッセイ枠で良いのか分かりませんが。
それではどうぞ。
お腹の中に赤ちゃんが居ると分かったのは、ちょうど新しい仕事が決まった直後だった。
嬉しい反面、不安もあった。
経済面とかそういうの。
でも、宿したのは間違いない。
ここで色々言っても仕方がない。
決まった仕事は、すぐに辞退した。
結構動く作業があって、身体に負担がかかるから。
事情を話して円満に済ませられたのは、『申し訳ない』の反面……理解を示してくれた職場の方には感謝をしている。
で、お金の面。
パートナーと相談して、Wワークをしてくれると言ってくれた。
毎朝早く出て、一仕事終えて帰ってくる。
……そして、また従来の仕事をしに行ってくる。
これは当たり前って思っちゃいけない。
子育てが一段落して社会復帰するまで頑張ると言ってくれたから、それには私も応えなきゃいけない。
元気な赤ちゃんを産んで、育てる。
それから、少しずつでいいからお金を稼ぎたい。
はじめての子育て。
心配だらけだけど、パートナーと助け合いながらやれればいいな。
そして。
不器用な私だけど、これから母親になるんだなと。
―――そんな日が来るのも、あともう少し。




