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転生王女の男装薬師生活  作者: ほっとメロン
5/7

男装して女装しました レオsideあり

レオsideというかレオsideがほとんどです。

レオside


今日はエリ―の接客デビューだったのだが、売り上げがとにかくすごかった。

いつもはいいほうで金貨3枚とかなのだが今日だけで金貨40枚ぐらい稼いできた。多分昨日の美味しいポーションのおかげでもあるんだが本当にそれだけか?

そんなことよりやっぱりあいつの格好可愛かったな。予想を通り越してかなりかわいかった。

あいつは男だけど中性的な顔立ちだからこういうのも似合うかなーと思って着せたらやっぱりあっていた。女物用の接客服をあいつにあげたのはわざとではなく普通に間違いだったが好奇心に負けてつい着せてしまった。


しかもなんだかんだ言って乗り気でメイクまでしてきた。メイクまですると女にしか見えなくてしかもとびっきり可愛かったから言葉を失った。本当のことを言えばちょっとドキッとした。女装したら男のファンもできるのか・・・。と考えると胸がちくっと痛んだ。


スカート、、、かなり短かったな。細くて白い綺麗な足が強調されていてなんかエロかった。

ちなみにこのデザインを考えたやつは俺ではない。この服はI字のワンピースっぽい服で接客服か?と疑うほどだ。黒で統一されてあるのでなお、男と思えないほど白い肌が目立つ。首元と手首のところはフリフリで邪魔そうだったけど可愛かったのでok。腰は引き締まるようになっていてもともと引き締まっていたのできつそうでもなかった。胸が強調されるように作ってあったが男なので関係なかった・・・。


当たり前といえばそうなのだが少し残念だった。報告に来た時だいぶ、疲れていたようなので明日は休ませてやろう。俺だってそこまで鬼じゃない。働くのもあの年じゃ初めてだろう。初めての仕事で疲れただろうし。


俺もそろそろ休むか。


・・・寝れない。目を閉じれば女装したエリーが脳裏に浮かぶ。可愛い女の子、(女装した)で目の保養になったからだろうか。


仕方ないからリビングへ水を飲みに行く。水を飲めば少しは落ち着くだろう。


「あっ・・・」


「エリ―も起きてたのか」


「はい。なんだか寝付けなくて」


カチッ


電気をつけてよく見るとメイクを落としてないように見える。


「メイク落としてないのか?」


「え・・・。あ、はい。めんどくさくなっちゃって」


少し戸惑った?まあいいか。


「で、なにしにリビング来たんだ」


「水を飲みに・・・」


「奇遇だな俺も一緒だ」


コップへ水をついでのむ。少ししか飲まなかったのでエリ―に渡す。

するとエリーは少し戸惑ったあとに気まずそうに水を飲む。何かダメだったか?


あ、間接キスか。男同士ならいいと思ったがそういうのをきにする人もいるんだな。

メイクしたままの女の子っぽいエリーと目が合って女の子と間接キスしてるように思えてきて少し顔が赤くなる。するとつられたようにエリーも赤くなる。赤くなったエリーは可愛さがましてふつうの女の子ではないのかと思えてくる。というかエリーって今何歳なんだ?


「エリーは今何歳なんだ?」


「16歳です。ちなみにレオさんは?」


ちょうど成人してたのか。この国では12歳から働くことが認められている。貴族なら10歳からだが。

もっと下だと思ってた・・・。


「19だ。もっと下だと思ってたんだが・・・。年が近いなら、さん付けも敬語もいらないよな?」


「は・・・じゃなくてうん」


いまはいっていいかけたよな・・・。まあいいや。名前も呼ばせてみる。


「俺の名前読んでみて?」


「れ・・・お」


すこし俯きながら自信なさそうにゆいう。堂々と言えばいいのに。でもそんなところが可愛いくて。体から湧き上がってくる何か。ぞくぞくしてうずうずする。この知らない感情?現象?

ひょっとして俺は女装したエリーに欲情しているのではないか。こいつは男なのに。わかっているはずなのに。


下に意識を向ければ自分のモノがたっているのがわかる。このままここにいればエリーをどうにかしそうで怖い。感じたこともないこの感情にかなり動揺する、


「あ、じゃあまた明日・・・」


「あ、私の名前も呼んでほしいな。どうせなら・・・私だけ、れ、おって呼ぶのってずるいし・・・」


一度呼んだのにまだ呼ぶことを躊躇するエリーがどうしようもなくかわいい。


「エリー・・・」


なぜか愛し気に呼ぶ。きっと甘ったるい声なんだなと自分でも思う。一人称が私に戻っていることをいまさら気づく。もしかして接客してその呼び方になれたのか?よく理解できないけどなんか女っぽくて、

混乱している俺をさらにあおってくる。

とりあえずこのままじゃまずいと思って急いで部屋に戻る。


再びエリーside


何だったんだろう?すごいいっけめんになってたけど?しかも私のことを愛おしそうに呼んで。誰かと勘違いしていた?いや呼ばれたのは私の名前だったし。私と会話しながらほかの人のことを考えていたとか?女の人?レオのことだからきっと可愛い彼女がいるんだろうな・・・。

考えるだけで胸がえぐられていくようにいたい。私の前でほかの人のことを考えないでほしい。

きっと嫉妬してしまうから。


男装してだましているのにそんなこという権利は私にはないか。



2人とも自覚しましたね。レオのほうは自覚したというのでしょうか・・・。

男に欲情したらそれはもうbl・・・。でも違いますから安心してください。これからも頑張ります。

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