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めがね戦争  作者: 残念眼鏡
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プロローグ

初めまして、見つけて下さってありがとうございます

おはこんばんにちわ!残念眼鏡と申します


『THE☆初心者』なので、読みにくかったり、言葉が可笑しい所・「いや長い割りにこんなあっさり終わるん?!」な所もあるかもしれませんが…多目に見てくださると嬉しいです。

ちなみにどれくらい嬉しいかと言いますと、ドライアイでがっさがさな眼球が潤うくらい嬉しいです。

これは、4人の女神の業績があまりにも悪い為に起きてしまった戦争である。

ちなみに戦争とは書いてあるが血生臭い出来事は一切起きてないから、君たちは安心して読んでくれたまえ。-大眼鏡ノ命-














プロローグ『女神の目神』



「ふぉぉぉ…大眼鏡ノ命さま怖すぎワロタ…ボク、めっちゃちびりそうやった」

と、ガクブルしつつも調子に乗り気味な口を開いたのは、度入り眼鏡の神様『えん』


上下スウェット、マスク、メガネ、黒髪のボブ、半ば引きこもりみたいな見た目をしている地味なボクっ子だ。

神様ってもっと言葉遣いも服装もキッチリしてると思っただろうが、意外とそうゆうところは緩く、スウェットが洗濯の都合で着れない時は高校時代のマジ芋なジャージを着ている。



「大眼鏡ノ命さまが怖いんはいつもの事やん!しゃーないよ、あたしらなーんも活動出来とらんしな!あっはっは!」

と、開き直って大笑いしてるのは裸眼の神様『むつき』


茶髪ポニーテールに巨乳に素っぴん美人とあって男にモテると思われがちだが、男よりも漢なので女の子にはめちゃくちゃモテるタイプだ。

女の子大好き人間なので、ウハウハなのは内緒の話である。

過去に自慢の巨乳で痴漢を撃退したのだが、またその話は別の機会に。



「やけどいい加減~、うちら維持でも何とかせなやばくなーい?50年くらい何もできてないしぃ~何よりぃ、次結果出せなかったらクビだってよぉ~?」

と、歩くド派手なこのギャルはコンタクトの神様『おいろ』


魔女のような爪、マツエクばさばさで今にも羽ばたきそうな目、鮮やかなカラーコンタクト。ドリルかってくらいキマッている巻き髪。露出の高いワンピース。黒のピンヒール。

素っぴんは誰も見たことがなければ、見せたこともないらしい。

『見たら呪うぞ』と脅し、今まで覗いた者は姿を消したという…。



「やきって言うてもね…活動出来ることがそもそもないき、どうするで?」

と、流暢に土佐弁で喋るのはだて眼鏡の神様『まとい』


度入りの眼鏡をつけると視力が下がった事を認めざるを得なくなるのが嫌で、視力が下がった現在も頑なにだて眼鏡をかけ続けている。普段は目を細めてニコニコと笑っている癒し系女子だ。

手足がスラーッと長く、ひまわりの柄の浴衣がよく似合う一重美人である。







そう、この4人は目を守る女神、略して『目神』






まぁ実際は人々の目なんか全く守れていない『駄目神』なのだが…。





ー20xx年ー

科学、医療、コンピューター技術があまりにも便利になりすぎた。

そして便利の代償はあまりにも大きすぎた。

代償として人々は『視力』の代わりに『便利』を得た訳だが…。

ほら、あなたもケータイやパソコンの画面を見てこの文章を読んでいるでしょう?

なくては生活する事が不可能なくらい、必須アイテムだから目神もそれを奪う事は出来ない。

ここだけの話、目神たちでさえもケータイ等は必須アイテムなのだ。

もはや目を守る事は不可能である。

ブルーライトカットフィルター、アイマスク、目薬、ブルーベリー、飲み薬。

神様が手を貸さずとも、補うものは沢山あるから手の出しようもない。




「ほーんとどうすっかねぇ」


「いい加減飽きたことな~い?この部屋。とっととこのジメジメしてる会議室から出られる作戦たてようよ~頭にカビ生えそうなんやけどぉ~」


「いやほんまにそれな!今梅雨やし尚更生えそう」


「この仕事クビになったら、ママンに抹殺されるぅ…カビも生えるぅ…」


「皆ええ?クビになりたくなかったら頭フル回転させて考えるがで!!今回眼鏡ノ命さまガチッぽいきね!!」



見た目はおっとりとしているが、こうゆう場面で仕切れるのはまといしか居ない。

この4人の目神のうち、まとい以外の3人は性格が、THE☆適当なのだ。






「んぅーーーーーーーーーーーーーーー…」








ポクポクポク…











「あ、ボク閃いたぞい」






チーーーーーーーン。




沈黙をぶち破り、手を上げたのは何と…えんだった。




正直、誰も予想していなかった。

普段のえんは『皆に合わせるタイプ』なので意見する事は1000年に1度あるかないかだ。

クビ・ママン・抹殺の3つの言葉で頭がフル回転されたんだろう。

ばちばちに頭が冴えているらしい、えんはニヤついている。




「えんが意見出すとかめっちゃ感動した!!偉いぞ、えん!!」

「えへへ…むつきちゃん、ボクやーっと閃いたよ!」

「ぐ、ぐす。あたしゃ嬉しいぞ、えんんん!!!!」

ただでさえワッシャワシャな頭を更にワッシャワシャにするむつき。

お前はえんの親か。と突っ込みたくなるくらいの喜びようだ。



冷めた目でおいろが続ける。



「早く言いさいやぁ、えん~!あたしネイル行かなきゃやしぃ」

「あ、おいろちゃんごめんごめん。」



緊張しているのか咳払いを1つ。


「えー、えーっと、ごほん。」

「ニンゲン界に行って、ニンゲンのコイを成就させるんはどんなかな?」



「コイを成就させる???」



「ほら、ニンゲンってレンアイ大好きじゃん?ニンゲン界ではレンアイの曲が売れてる印象やし、ニンゲン界のドラマとか見ててもレンアイ物多いし、そんな感じで乗っかってしまえば大眼鏡ノ命さまも認めてくださるんじゃないかと思って。薔薇も百合も生で見れそうやし…。てか、見たい…。でゅふふふ」

ヨダレが垂れたのであわてて拭う。



「ど、どうでござろう、お三方!」



上を向き、顎をしゃくれさせ、んばっと両手を広げて、えんの十八番『意見を受け止めるポーズ』をとった。


しばらく皆黙っていたが、まといが口を開く。

「薔薇やら百合やらはさておき。たしかに納得…。レンアイの女神たちって大して活動してないのに売れちゅうもんね。」


むつきは未だに涙目で感極まっている状態だ。

「えんが意見できるようになったの嬉しすぎてそれどころじゃないよ、あたしゃ…。余裕で賛成するわ!」


ネイルがあるのを言い訳に早く帰ろうとしていた、おいろは目を輝かせてこう言った。

「それめっちゃ良いじゃ~ん!えん頭いい~!天才!ネイル行かず仕事するぅ~!!」



えんのしゃくれ顎はまるで無視。皆もう慣れたらしい。


突っ込んでほしそうな顔をしつつ、えんは

「じゃあ、皆賛成って事で良いかな!?」






「いいともーーーーーーーーー!!!!!!!」







こうして、目神たちは『めがね戦争』の幕を開けた。

ど、どうでしたでしょうか?


登場人物の漢字もあるんですが、読めんかったらいかんわーて思って、今回は平仮名です汗


うひぃ、読みにくかったらごめんなさい(´;ω;`)

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