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6話


部屋に行くと前よりげっそりした姿で女はいた。


「約束は守ってくれるって事かしら…?」


「あぁ今から出る準備をする。

 おい、これを噛んでおけ」


ユウは木の棒を女の口に突っ込んだ。


「ペッ!ちょっと待って!!何するの!?」


「大声を出すな…気づかれるだろ」


「ごめん…っていきなり木を突っ込まれたら意味わからないわよ。」


ユウはコイツ何言ってんだ?という感じで女を見た。


「一応・・・これから逃げる仲間として何するか教えてくれないかしら…」


「あぁ、心の準備ってやつか。鎖がついてるから腕と足を切断し・・・」


「ストーーーッップ!!!!」


「なんだよ!うるさいな…」


「そんな切断したらどうやって逃げるっていうの・・・

 それに逃げる前に死ぬわ!」


「はぁ?魔法でなんとかなるんだろ?最悪、無理なら運んでやるよ」


「やっぱゴブリンね…そんな簡単に欠損を直す治癒魔法なんてあるわけ無いじゃない!」


イラッと来た。。。

やっぱゴブリンってなりたくてなってるわけじゃないし

コイツ置いて行こう。街に行くには他の方法を探せばいいか。


ユウは入ってきた扉の方へ戻ろうと・・・



はタバサ。情けない姿ですが一応Cランクの冒険者よ。

 あなたは私の言葉が全て分かる?」



「ちょっと待ちなさいよ!ちょっと!ちょと・・・


 えっ…ほんとごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…まってよ…」


呪文のように女がブツブツ言っている。

そんな感じになると見捨てるのも少し嫌なので女の所に戻ることにした。



「偉そうなこと言ってごめんなさい…

 私はタバサ・・・です。情けない姿ですが一応Cランクの冒険者・・・です。」


読んで頂きありがとうございます!



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