34話: 議事録を作ろう
【文章を読む上での注意】
あくまで「お話として」お楽しみください。
打ち合わせの後、疲れてはいたのですが手近な喫茶店に入って軽く作業したことがあります。
それは打ち合わせ議事録の作成です。
議事録というものに馴染みのない学生さんや主婦の方に、なぜそんなものが必要なのかという点について説明させていただきますと、後からの「言った言わない」を避けるためです。
今回の打ち合わせでは、結局は当初予定していた「契約書のドラフト(下書き)を受け取る」ところまで進めることができませんでした。
先方の出版社の方の提示された条件は比較的良いものでしたが、それは口頭で伝えられたものでしかありません。
ですから、サラリーマンは打ち合わせが終わると「あなたはこう言ったと私は認識しています。反論や修正がなければ、これでいいですよね?」という確認と保身のために議事録を作成し、先方と共有します。
議事録と言っても、それほど難しい内容を書く必要はありません。
今回の打ち合わせで言えば、
・日時、場所、参加者などの基本情報(◯月×日×時~時、◯◯にて、編集者、ダイスケ)
・話し合われた議題(「異世界コンサル株式会社の出版契約について」)
・概要と結論(「印税と初版部数の数字←超重要!!、返答の期限)
・その他
と項目を分けてメールすれば十分です。
保護者のいる方や結婚している方は、そうした身内の第三者をccに入れておくと「他の人も見ているよ」という先方への宣言になりますので「言いっ放しで約束を守らない」ことへ一定の抑止力が期待できます。
とにかく打ち合わせを終えて記憶の新しいうちに、すぐに作成するのがコツです。
15分ほどでそうした作業を終えてメールしてから喫茶店を出ると、私は別の場所に向かうことにしました。
次回以降の打ち合わせで主導権を握るため、ラノベの売られている現場をこの目で確認しなければならないのです。
本日も18:00に更新します。少し見やすくするため章わけしてみました。
ところで、あと数話ぐらいでエッセイも終わりかなと思っています。
ある種のギャップものなので、業界に慣れてしまうと面白い話でもなくなりますので。
もし「アレが知りたい!」というお話があれば感想でいただければ書けるものについては書こうと思います。




