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書籍化の打診が来ています -出版までの遠い道のり-  作者: ダイスケ
1章:書籍化の打診が来ています
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02話:「私のブログに翻訳させてください」というメール

【文章を読む上での注意】

1.聞き取った情報は私の主観で構成されています。事実かどうかは保証できません。

2.実在の出版社や編集者から取材した内容に基づいてはおりますが、相手方のプライバシー保護及び信義則のため、話の内容や順番、インタビュー対象者などは私の主観で大きく編集した上で再構成したものです。

3.要するに「眉にツバをつけた上で」胡散臭い目をしつつ「読み物として」読んで下さい。「これが事実だ!」などと本気でとらないようお願いします。

これだけ用心深く疑ってかかったのには、別の経緯がありまして。


異世界コンサル株式会社(原題:冒険者パーティーの経営を支援します!)は何かの勢いで日間1位をいただいたわけですが、そうすると何通かメッセージボックスにメールが来るんです。


曰く「あなたの作品は素晴らしいと思う。ついては韓国で自分のブログに翻訳して転載させて欲しい」

あるいは「あなたの作品を翻訳させて欲しい」


なろうのアカウントをわざわざ取ってメールを送ってくるんですね。

それで「こういうことをする人はどんな人なのだろう?」と好奇心で見に行ってみると、明らかに捨てアカウントなのです。

作品を投稿していないのは勿論、ブクマもなければ評価もしていない。


怪しさマックスですよね。


いろいろ調べたり聞いて回ったりしたところ、どうも韓国あたりに、なろうの小説をマークして上位作品にメールを送りつけ、もし韓国で作品が出版されることになったら出版権を主張して転売を企む、といった転売ビジネスがあるということがわかってきまして。


それを知って以来、メッセージ機能経由とはいえ、その種の出版の申し出に殊更に用心深くなっていた、ということはあるかもしれません。


閑話休題


さて。とにかく連絡をいただいた出版社の事務所に訪問することにしましたが、すぐにというわけには行きません。


仕事の合間に訪問時間を調整して・・・とメールをやりとしていると、またもや運営さんから「書籍化打診のお知らせ」というメールが来たわけです。

2社目の打診です。


正直なところ1社目でも信じられないのに、2社目から打診がくる。

喜んだというより、なんとも現実感がありませんでした。


ええ。一応、同じように出版社から編集部、電話番号から事務所の住所までググりましたとも。


それでどうやら、何かの間違いではなく本当に書籍化の打診というものが来ているのだ、という実感が湧いてきたのです。

本日は18:00にも更新します。

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