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ああ美しさよ

作者: 時雨良明

花が悪魔に取り付いて

根を巡らせて花開く

美しいバラにはトゲがある

トゲだらけのバラが悪魔を一人

食べ尽くして

それでも足りないと告げて歩き出す

向かう先には人間の山


ひとをすってひとをすすって

ばらはどんどんきれいになる

きれいなすがたにみほれてあつまる

おろかなのかゆうしゃなのかもわからぬ

ひとのあつまり

ひとのやまをすってすすって

ばらはどんどんきれいになる


そうして最後の日に

バラはひどく美しい姿で

しかし誰も見るものがいないなか

静かに静かに散っていきました

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― 新着の感想 ―
[良い点] バラはひどく美しい姿で/散っていきました ストーリーが良いです。 残酷な美しさという一点に照射して見事です。 [一言] 詩を書ける人は、少ないのです。多数の詩の屍の上に、一輪の深紅のバラが…
[良い点] わからない。 [気になる点] これはあなたの詩すべてに言えることなのですが、僕にはあなたが何を伝えたいのか見えません。 何故、途中でひらがなになるのか。何故、同じ言葉を繰り返すのか。 それ…
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