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返事

お待たせしました

短いけどできました

 

 あまりの事にライル達に癒してもらっていたら、机の上に手紙が現れた。

 そっと手紙を持ち封を明け中身を取り出し読む。


 拝啓、小雪様へ

 この度お手紙をありがとうございます。

 直ぐに調べたところエンジェルキャット達の群れから連れ出された子ども達は売買していた商人が捕まり芋づる式でエンジェルキャット達の巣を襲撃した者、買った者や買おうとしていた者達も全て捕まりました。

 それにより保護されたエンジェルキャットの子ども達は体調が回復した後、善良なる人々の手により親が待つ巣へ小雪さんの所に居る子ども以外は全て返されました。

 親たちも帰って来た我が子を慈しんでいます。

 どうやら小雪さんが保護されたエンジェルキャットの子どもは親がもういないらしく群で代わる代わる面倒をみていたようです。

 この度はエンジェルキャットが自ら小雪さんにテイムされるのを望み契約獣となりましたからそのまま育てても大丈夫です。

 報復や取り返しに現れるということはありませんのでその辺りはご心配なく。

 この手紙と一緒に特製の姿を偽る契約獣用の首輪をお送りいたします。

 また何かあったら遠慮なくお知らせください。


 エルメス


 …え?そんな呆気なく問題って解決するもんなの?

でも、エルメスさんがそう書いてるなら解決したってことだよね。

なら、私は気にせずこのエンジェルキャットを可愛がろう…!

 まずは名前を決めなきゃ!

んー、見た目は黒猫だからクロ、ブラック、ノアール、アーテル、エレ、ネロ、セヤ…。

 どれも良いなぁ…悩む…。

 んー、んー…………ネロにしよう!

 いつの間にか膝に乗っていたエンジェルキャットを抱き上げ目線を合わせる。


「子猫さん、貴女に名前をつけようと思うの。

 …貴女の名前はネロ。

これからよろしくね!」


じっと子猫改めてネロのアメジスト色の瞳を見つめていうと嬉しそうににゃーと鳴いてくれた。

そして、手紙と一緒に送られてきた首輪を着けてあげると額にあった小さな石が消え、瞳もアメジストからシトリンに変わり見た目は完全に何処にでもいるような黒い子猫になった。

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