趣味の時間
久し振りの更新です。
誤字・脱字ありましたら教えてください。
まだ、日が上る少し前に目が覚めた。
秋になり最近は朝晩の寒さで布団の中に何時までも居たくなるけど、ベットから起き出して寝間着にしているこの前作った白いワンピースから動きやすい作業着に着替えてまだ重たい瞼を擦りながら洗面所に向かう。
洗面台で洗顔してから歯を磨き櫛で寝癖がついた髪を丁寧にとかしてから紐で結び何時ものポニーテールにする。
階段を降りてリビングに向かうとライルとスノウが近づいて来たので朝の挨拶がてら頭を撫でる。
今日も毛がふわふわで気持ち良い。
そのまま二匹を伴いリビングから玄関に行き扉を開けるとライル達は朝御飯を狩りに向かう。
「行ってらっしゃい。
気を付けて。」
牧場の外に向かってかけていく背に声を掛ければ尻尾を振ってくれた。
何時も通り畑に向かい最初に雑草をとってから美味しそうに実った茄子や人参等の秋野菜を収穫して水を撒き、次はルル達がいる小屋の扉を開けて外に放牧した後生活魔法で中を掃除して餌と水を替える。
小屋から外に出れば狩りから帰ってきたライルとスノウが家の前で待ってたからそのまま戸を開けてはいる。
「お帰り
ライル、スノウ。」
「「ウォン!」」
足を雑巾で拭ったライルとスノウは二匹仲良く暖炉の前でくつろぐ。
それを横目で見ながらさっき収穫したばかりの新鮮な卵とミルク、野菜と冷蔵庫から取り出した肉を使って簡単な朝食を作って食べた。
汚れた食器を洗って乾かしてしまい別の棚からブラシを取りだしてライルとスノウに近づき背中から尻尾にかけて丁寧にブラッシングをかけてお腹もかける。
さらさらもふもふになった二匹を存分に撫で回し癒される。
二匹に癒された後はもう一度撫で回して乱れた毛並みをブラシで軽くすいて直してから立ち上がりブラシを棚に戻して外に出る。
次は薬草畑に向かい畑と同じく雑草を抜き、薬草に異常がないか鑑定して病気や変異したもの二つとも抜いてしまい、変異したものは少し離れたところにある専用の畑に再び植え直しどの様に成長するか周りに結界を張って状態で観察する。
病気を持ってしまった薬草は勿体無いけど他に育てている薬草や植物に移る前に離れた場所で焼く。
一応、病気になった薬草の近くに生えていた同種の薬草や他の植物はよーく鑑定してこれ以上病気に成らないように薬と害虫避けも一緒に撒く!
後は必要な薬草と植物を採り家に戻り、採ってきた薬草達は種類別に分けてから適当に縛って風通しの良く薄暗い部屋の天井から伸びるフックに引っ掛け二三日から一週間かけて乾燥させる。
先に乾燥させていた薬草達を下ろし、その中からスベスベ草をすり鉢に入れすりこぎで丁寧に潰しソコに天日干しして細かく刻んだ美容キノコとハニービーの蜂蜜、清め石を浸した水を少量ずつ入れながら混ぜていく。
綺麗に混ざったら目の細かい布巾で濾過し不純物を取り除き小瓶に移して美容液の完成!
他にも回復薬等も作って保管室に持っていく。
リビングに戻ればもうお昼だったから簡単にすませようと作って保存魔法をかけておいた子鍋を取りだし火にかけ中のコンスープが焦げないようにかき混ぜながら温める。
表面がふつふつしてきたら火を止めて棚から出した深皿に盛っておく。
後は買ったパンと適当に作ったサラダにデザートの葡萄!
「いただきます。」
んー、美味しいんだけどやっぱりそろそろご飯が食べたい。
醤油と味噌も手に入ったから後はお米さえ手に入れば、私の好物焼きおにぎりに味噌おにぎりが作れるのに…!
あ、この葡萄美味しい。
日本に居たとき時々買って食べてたデラウェアって言う品種の葡萄に似てたからついつい買っちゃった。
一房で150イルだったし、試しに買ってみて正解だった。
色は少し違うけど甘くて美味しい。
「ごちそう様でした。」
使った食器は片付けて一度部屋に戻りスケッチブックと頑張って作った鉛筆モドキ(木炭を細く長く圧縮して固めて細く削った木片の真ん中に容れたもの)と敷物、クッションを持って外に出る。
ルル達を放牧している所まで行き、適当に敷物を敷いてお尻が痛くならないように持ってきたドーナツ型のクッションを置きその上に座って久し振りに風景を夢中になって描いていく。
夢中になりすぎて気付いたら夕方だった…。
慌ててスケッチブックを閉じて敷物とクッションをコルルカバンにしまい自分達で小屋に帰りはじめたルル達を見送って急ぎ足で家に帰った。




