女子高生、アソーク駅に到達。BTSと車両の残骸が通りを埋め尽くす惨状に。避難の完了せぬ市民は未だパニック
(2024年12月27日 9:50配信)
バンコク市民報道局
バンコク市の主要幹線であるスクムビット通り沿いを進んでいる身長1000メートルの巨大女子高生が、ついにアソーク駅に到達した。彼女が無意識に歩みを進めた結果、BTSの高架橋と駅、そしてその下にあった車両やバイクの数百台が一瞬にして踏み潰され、通りを埋め尽くすように破壊の跡が残されている。多くの市民は避難を急ぐ中でこの光景を目の当たりにし、恐怖に震えている。
一瞬で駅と車両が崩壊。目撃者の証言
アソーク駅周辺で避難を試みていた会社員のサマン氏(45歳)は、ビルの1階のロビーに避難しつつも、巨大女子高生が駅と周辺の車両を踏み潰す様子を目撃した。「彼女の足が一歩踏み出した瞬間、BTSの高架橋も駅舎もまるで紙のように潰れてしまいました。私の目の前で一瞬で形が崩れていくのを見て、本当に恐ろしかったです」と震える声で語った。
彼女の足が高架橋と駅に触れた瞬間、BTSアソーク駅は木っ端微塵となり、周囲に停車していた車両も同じ運命を辿った。高架橋から崩れ落ちた鉄骨やコンクリートの破片が通りに散乱し、車両の残骸が山積みとなり、周囲はまるで戦場のような惨状に変わり果てている。
残骸が埋め尽くす通り、パニック状態は続く
女子高生の歩行がもたらした破壊の痕跡は、アソーク駅を越えて西側へと広がり続けており、まだ避難を完了していない市民が混乱する中、パニック状態が拡大している。現場で避難を指導していたバンコク警察のラッタナー中尉は、「アソーク駅周辺では一時的に人々を避難させることができましたが、彼女が更に西に進むことで新たな危険が迫っており、避難が追いつかない状況です」と述べている。
避難が完了していない人々は、女子高生が今まさに通り過ぎた場所から生じた音や振動に恐怖を抱き、身の安全を守るために建物内や地下に避難を試みている。しかし、交通渋滞や密集状態のために通りから移動できない人も多く、特に車を降りることを躊躇している市民も見られる。
市内各地で増えるパニックの影響
スクムビット通りの一帯で女子高生の進行が引き起こすパニックは、周辺エリアにも影響を及ぼしている。バンコク市当局は、避難指示を受けた市民がスクムビット通り以外のエリアにも避難していることから、他の通りや路地も混雑が発生し、逃げ場を求める人々で溢れている。
また、大型ビジョンやテレビニュースで彼女の動向がリアルタイムに報道されていることも、市民の不安を煽っている。高架橋の崩壊シーンが繰り返し放映され、市民の間に恐怖が広がっている。「このような状況で何をすべきか分からない。車を降りて歩いて逃げるべきかどうかも判断できない」と語るのは、アソーク周辺に勤務するワチャラポン氏(38歳)で、彼は今朝から避難準備をしていたが、通りの混雑がひどく移動がままならないと嘆いた。
被害状況は拡大の一途、交通網に深刻な影響
巨大女子高生による被害は、BTS高架橋や車両だけでなく、スクムビット通り沿いの建物やインフラにも影響を及ぼしている。バンコク交通局の広報担当者によると、すでに複数のBTS駅とその高架部分が女子高生の進行によって破壊され、修復が困難な状況にある。また、周辺のビルも振動の影響を受け、窓ガラスの破損や壁面の亀裂が確認されている。
「バンコク市内の交通網はほぼ麻痺しています。スクムビット通りに密集していた車両の多くが破壊され、動かせない状態で通りを埋め尽くしています。これにより、車両の移動ができず、避難が進まない要因にもなっています」と広報担当者は述べ、交通の回復にはかなりの時間がかかる見込みであることを示唆した。
今後の対応に注目が集まる
バンコク市民にとって、身近な生活圏が破壊される状況は非常にショッキングであり、今後の女子高生の動向にも注視が集まっている。当局は、市民の安全を最優先に避難を進めつつ、今後の対応策を検討しているが、巨大女子高生の行動が予測不能であることから、依然として厳しい状況にある。
現場では警察と消防が引き続き市民の避難誘導にあたっているが、混乱が収まる気配はなく、女子高生の足音とともにさらなる破壊の危険が迫っている。




