巨大女子高生、プラカノン駅に到達。BTS高架橋を踏み潰しつつ西進、人々は逃げ惑う
（2024年12月27日 9:30配信）
バンコク通信社
バンコク市中心部に位置するプラカノン駅周辺で、身長1000メートルの巨大女子高生がBTSの高架橋とその下に密集していた車やバイクを踏み潰しながら西進している。彼女の一歩一歩が、通り沿いのインフラを破壊し、周辺にいる人々に恐怖を与えている様子は、大型ビジョンで生中継されており、刻々と迫る脅威に人々がパニックに陥っている。
巨大女子高生、プラカノン駅で立ち止まらずに進行
プラカノン駅周辺で女子高生が進行していることは当局の予測どおりではあったが、その影響は想像以上に深刻だ。女子高生はスクムビット通り沿いに設置されたBTSの高架橋を大きな足で踏みしめながら、車やバイクを巻き込みながら進んでいる。彼女の進行により、高架橋は次々に崩れ落ち、そこに停車していた車両やバイクも破壊されている。
「プラカノン駅周辺では、BTSの高架橋が女子高生の足元で破壊され、次々に車やバイクが粉々になっています。現場は凄まじい光景で、女子高生が一歩進むたびに地面が揺れ、轟音が鳴り響いています」と語るのは、現場に急行した特派員だ。彼のリポートによると、周辺のビルもともに踏み潰され、さらなる被害が広がっている。
大型ビジョンでの生中継、人々のパニックが拡大
スクムビット通り沿いの大型ビジョンでは、女子高生の動きがリアルタイムで中継されており、その様子を見た人々が恐怖に駆られて逃げ惑っている。ビジョンには、巨大な女子高生がプラカノン駅付近をゆっくりと歩き、踏み潰された車両や破壊された高架橋の映像が映し出されている。
「女子高生がここまで来るとは思っていなかった。大型ビジョンで彼女の姿が映った瞬間、通りにいた人たちが悲鳴を上げて一斉に逃げ出しました」と話すのは、スクムビット通り沿いに勤務するオフィスワーカーのサコン氏だ。彼は逃げ遅れる危険があると感じ、近くの避難所へ向かうよう周囲の人々に呼びかけたという。
一方、ビジョンでの中継を見てさらに恐怖が広がった市民も多く、「彼女がいつこちらに来るのか分からず、とても不安です」と語る通行人のソムチャイ氏は、ビルの中へ避難しようと試みたが、入り口が人で埋まっており避難できなかったと語った。
車両やバイクの破壊が続き、交通網に深刻な影響
BTSの高架橋は、スクムビット通りに沿って広がる重要な交通手段であるため、その破壊はバンコク市の交通網に深刻な打撃を与えている。女子高生の一歩ごとに破壊されるインフラは、高架橋だけでなく、その下に密集していた車やバイクも含まれており、破壊された車両は通行の妨げとなってさらなる渋滞を引き起こしている。
「彼女の進行によって、交通網は完全に麻痺しています。これまでに数百台の車とバイクが破壊され、さらに避難しようとする人々が交通を遮断してしまい、通りからの退避が困難になっています」と、バンコク警察の広報担当者はコメントしている。
警察は現場周辺で拡声器を使用し、市民に対して通りから車やバイクを放棄して逃げるよう呼びかけているが、密集状態は容易に解消されず、警察の対応にも限界が生じている。
都市インフラに対する影響、専門家の懸念
今回の事態について、都市インフラの専門家であるウィサン教授は、「スクムビット通りはバンコクの主要交通幹線の一つであり、BTSは都市の動脈といえる存在です。しかし、今回のような事態に対しては都市のインフラがまったく無力であることが露呈しました」と指摘している。
「巨大な女子高生がこのようにインフラを破壊しながら進む場合、都市機能が完全に停止するリスクがあるため、早急な対応が必要です。BTS高架橋の被害が広がれば、バンコク全体の交通網が深刻な影響を受け、市民の安全も脅かされるでしょう」とウィサン教授は警告している。
市民への呼びかけ、今後の対応
市当局は現在、スクムビット通りを中心とした避難指示を強化しており、警察や消防隊も現場で市民の避難を支援している。しかし、密集状態にある車やバイクの放棄が進まず、周辺エリア全体がパニック状態に陥っていることから、混乱はしばらく続く見込みだ。
バンコク市民は恐怖に怯えつつも、日常生活を維持するための方法を模索しており、今後の女子高生の動向に注目が集まっている。
