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身長1000mの巨大女子高生、世界を歩く  作者: トリーマルク
2025年2月7日~11日(ロシア・女子高生登山~ポケットのゆりかご)
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州警察『女子高生に追いつけない』。ポケットの中の男性、次に女子高生と一方的な二人旅

(2025年2月8日 10:10配信)



2025年2月8日、イルクーツク発


身長1000メートルを超える女子高生が、今また一つの前代未聞の事件を巻き起こしている。彼女が昼寝をしている最中に、一人の男性が女子高生のスカートのポケットに登り込むという信じがたい出来事が発生した。この男性は、ポケット内に収まったまま女子高生が目を覚ました瞬間から、いまだにポケットの中にとどまり続けている。


だが事態はここで終わらなかった。女子高生がポケットに収めた男性をそのまま外に持ち出し、男性が結果的に地面から500メートルほどの高い場所を移動している最中であることが明らかとなった。この異常事態に、現地の州警察はその追跡を諦め、男性が女子高生とともに一方的な「二人旅」を続けている状況に苦しんでいると報告している。


事件の始まり

昨日、街の若者たちはいつも通り、女子高生の巨大な体を登山することに挑戦していた。エクストリームスポーツとしてすっかり定着した「女子高生登山」の一環で、一部の若者は彼女が寝ている隙にその体を登り、その一部分を踏破しようとしていた。通常、女子高生が寝ている間は比較的安定しており、体勢を崩すことが少ないため、若者たちにとっては絶好のチャンスと見なされていた。


この男性も、友人たちとともに女子高生に近づき、スカートのポケットに登ることを決意した。最初は他の登山者と同じように腕を伸ばし、ポケットの中に滑り込んだが、そこから状況は急転した。女子高生が目を覚ますと、男性はそのままポケットの中に閉じ込められ、気づくと彼女の足元から500メートル以上の高さにまで移動していた。


州警察の対応

このような事態を受けて、州警察はすぐに女子高生とその周辺にいる人々の監視を強化した。しかし、警察がどれだけ追跡を試みても、女子高生の移動速度や規模の大きさに圧倒され、追いつくことは一切できなかった。女子高生の足元に近づくことすらままならず、警察はただ指をくわえて見守るしかなかった。


「この状況では、どれだけ我々が努力しても追いつけません。」と語るのは、州警察の広報担当者だ。「私たちが動こうにも、彼女の移動速度やその巨大さ、そしてポケットの中に収められた男性がどういう状態でいるかがわからない。もし警察が無理に介入すれば、ますます事態が深刻化する可能性があるため、冷静に見守るしかない。」とのことだ。


州警察は、現時点では女子高生とそのポケットに収まった男性に関しての明確な対策を取ることができず、ただ事態の推移を見守ることになった。


「二人旅」の進行

ポケットの中の男性は、地上高500メートル以上の位置にあることから、移動するたびにその揺れや加速度に耐えながら過ごしていると見られる。しかし、男子はその状況においても女子高生と共に歩き続けている。周囲の目撃者によると、女子高生は意図的に彼を運んでいるわけではなく、ただ無意識のうちにポケットの中で彼を持ち運んでいるにすぎないという。


「彼女が眠っている間、ポケットに収められた彼は、完全に彼女の体の動きに合わせて運ばれている。何もすることができない彼は、ただその揺れに身を任せるしかない状態だ」と証言するのは、現場の目撃者の一人である。


男子は、女子高生のポケットの中でどうしても動くことができず、ただそのまま揺れるだけだという。その揺れの大きさに、彼はまるでジェットコースターに乗っているかのような感覚を味わっているだろうと推測されるが、実際のところは恐怖が強く、興奮を覚える余裕もないという。


女子高生の無意識の移動

女子高生は眠っている間、全くそのことに気づくことなく移動を続けている。彼女は普段通り、歩きながら街を進み、足元の感覚には無頓着であるようだ。目撃者によれば、女子高生が目を覚ました瞬間に、その周囲の人々がどんな反応を示すのか、男子の仲間たちがどうするのかが注目されていたが、女子高生は依然として無自覚にそのまま移動している。


「もし彼女が気づいたら、ポケットの中の男性はどうなるのか?怖いと思う気持ちもある。でも、彼女が無意識に移動しているということは、男子もそのままでいられる可能性が高い。」と話すのは、目撃者の一人だ。


SNSで拡散する異常事態

女子高生の移動と共に、ポケットに収められた男性の姿はSNSで瞬く間に拡散され、世界中から注目を浴びている。スマートフォンで撮影されたその瞬間を投稿したユーザーたちは、「まさにリアルタイムで生きている奇跡のような瞬間だ」とコメントしており、SNS上には男子がポケットに収められている様子を見守るファンの声が殺到している。


「こんな奇妙でエクストリームな体験が、世界中で注目を集めているとは思いもしませんでした」と語るのは、SNSユーザーの一人だ。「ポケットに収められた男の様子が気になって仕方ない。こんなに非現実的な光景、これからも見ることができるのだろうか?」とのコメントが相次いでいる。


結論: 事態は続く

現時点では、女子高生の歩行は続いており、ポケットの中での男性の一方的な「二人旅」は予測できない形で進行中である。州警察は、この事態の終息に向けてどのような手段を取るべきかを模索しているが、現状では特別な対応策はない。


彼女の足元を見守る群衆と、ポケット内で揺れる男性。目撃者の間では、「この異常な状況をどう終わらせるのか?」という疑問が浮かび上がっているが、事態は一向に収束する気配を見せていない。


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