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十一章 変わっているのは―――と―――とそして

 二年と数ヶ月が経ち私は晴れて大学生になった。

 水戸さんも大学二年生になり電車通学は続いている。

 帝国大学に入学して数週間。変わり者と言われていたのはうの昔になってしまったな。

 今では普通の大学生だ。水戸さんの悩みも消え順風満帆な人生を送れるだろう。

 大学を僅か二ヶ月で卒業して今際水戸さんの通っている大学で教鞭に立っている。

 華も高校入試に成功し来年大学入試だ。

 今でも変わっていると自分は思うが、誰がどう思ったとしても自分が思ったことが自分を作り上げる。

 彼らはそうやって生きてきた。

 自分の生き方は自分にしかわからない。

 選択の連続が人生を分けているが自分がどうなっていることが良い。

 この状態になってこそ正解の選択だと言えるだろう。

 彼らは変わっている。

 けれど世界も変わっている。

 そんな世界の秘密を彼らは知っている。


 変わり者と変人は。


 完

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