表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の魔王、カードゲームにはまる  作者: 6ミリナット


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/6

5

オルガをカードができない。

どうゆう事だろうかとバルザスは訝しむ。

バルザスはもう一度、スクリーンをよく見てみる。

すると、スクリーンの端に主の条件と書かれた項目を見つけた。


バルザスは主の条件と書かれた場所に指で触れてみる。


するとスクリーンが移り変わる。

主の条件

配下の魔物が主の意思を理解し、それに賛同していなければならない。

主は王としての自らのあり方を配下に示し、納得させなければならない。


なるほどとバルザスは思う。 


王としてのあり方か、まずは、それを、示さなければならないか。


我の王としてのあり方か、やはり強さ力であろう。

誰よりも強くある。


しかし、どうであろうか、オルガは我の強さに納得したはずだ。

なぜだろうか。


何が足りない、これは一度、アステリアに聞きにいくとするかな。


「オルガよ、一度アステリアの城に行くぞ、お主、形態変化はできるか」


尋ねられた折るがは一応と、うなづく。


「うむ、なら、我が元の姿になるから、おヌシは背に乗れば良い」


「バズザス様の背にですが、そんな恐れ多いことは」

我の提案内容にオルガがたじろぐ。


「かまわぬ」

ドラゴンの姿へと、変態する。


樹林の中にバルザスの威容が現われる。


「これがバズザス様の本性、流石に圧巻だ……

では私も」

オルガが姿を小さな蛇と変えた、そしてバルザスの背に乗り込む。


「しっかりつかまっておれよ」


バルザスは羽を広げ、アステリアの城へと飛び立つ。



凄まじいスピードでバルザスはアステリアの居城へとたどり着いた。

途中、オルガが悲鳴を上げる様に叫んでいたが、振り落とされる用な事はなく、無事にたどり着けた。


バルザスはアステリアの城の窓から、呼びかけようとして、止まる。


そうだ、門から入れと言っていたな。

そう思い門へと向かおうとすると窓が開いた。

アステリアの端正な顔が窓から、こちらを除く。


「バルザス、入れ」


「ん? いいのか」


「まあ、よい、今回は」

アステリアが言う。


ならばと、人形に変態すると、オルガを首に巻き付け、部屋へと入った。


「どうゆう風の吹きまわしだ、主が小言を言わぬなど」

バルザスは訝しむ。

いつも、我には不必要に思えることも、アステリアは気にして小言を言ってくるというのに。


「気にするな、今回はお前の来訪に気付いたし、何より説明不足だったなと思っていた、少し悪いと思ってな、上手くカード化できなかったのであろう」


「うむ、その通りだ、言われた通りしたのにできなかったぞ、このオルガと言う者も我を主と認めているというのにだ」


「主の条件は見たか」

アステリアの問に、我は見たと頷く。


「あれだけでは分からぬのも無理はない、主の条件、王としてのあり方とは、お前の理想の国のあり方、王として、どう民を導くか、それを示し共感してもらわなければならない、ただお前の強さにひれ伏すのではない、その強さをどう使うか、民に何をお主を与えられるかよ」


「どう使うか……何を与えられるかだと」

アステリアの話しは難しかった。

強さとは、戦うためのものだ、少なくとも我にとっては。

ただ強く、誰よりも強く、その思いだげ、我を突き動かしてきたのだから。


「よくよく、考えよ、お前には無理かもしれぬがな国を考えるなど」

アステリアが小馬鹿にした様に言う。


くやしさがこみあげる。

しかし、困った事に国を作るなど考えた事もなかった、今回の配下集めも、ただカードゲームがしたくて、始めたものだしの。


「アステリア、お主の目指す国とはどんなものなのだ」

参考にと聞いてみる。


我の問いに、アステリアはふむ、うなずく。

「私の目指すは、魔導技術の恩恵による、豊かな国よ、魔導を魔術師のみならず、都市の機能として張り巡らし、民の生活を豊かにする、民もまた、国のために、協力するのだ。大まかにいえばな。魔術とシステムが国を保つ、その中で、民は自由と繁栄を得る。

簡単に言えばだが」


うむとアステリアの答えに、我は頷いてみせた。

「なんか、魔術の力で、何とかしようみたいな感じか、良く分かんが」


「ま、まあ、それでいいぞ、バルザスは」

アステリアは苦笑する。


「言うのは簡単だがな、なかなか、言葉通りにはいかね、王とは、その姿勢を持って、民を導くものだ、バルザス、おぬしは、どうするかな」

ニヤリとアステリアは、笑み浮かべた。


悔しいが、何も思いうばかない。

我は、身を翻すと、アステリアの居城を後にする事にする

「まあ、見ておれ、アステリアよ、ゆくぞ、オルガ」


「へい、大将」

オルガが答える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ