第2食 北海道編
【シモ視点】
シモ「やってきました、北海道！とっても寒い！ところでハリニャー、大和撫子はどこ？」
ハリニャー「五稜郭と松前城を見に行ったよ。」
シモ「あ〜いつものか。」
ハリニャー「そう。いつもの。」
シモ「じゃあいいや。ところでハリニャー、おすすめの食べ物ってある？」
ハリニャー「うーん。カニと牛乳、じゃがいも、ラベンダーアイスクリーム、札幌ラーメンかなぁ。」
シモ「じゃあ、カニから食べに行こうか。」
『カニ』
シモ「美味しいねぇ」
ハリニャー「そうだね。とっても美味しい。とりあえず第一候補だね。」
シモ「身が程よく甘いね。」
『牛乳』
シモ「わあ、とっても濃厚！」
ハリニャー「確かにとても濃厚で美味しいけどお腹は満たせないね。」
シモ「そうだね。その面でカニには劣るね」
ハリニャー「ところで、大和撫子はいつ合流するの？」
シモ「分かんない。でも、いつも何故か合流してるじゃん。心配はいらないよ。」
ハリニャー「じゃあ、私たちは大和撫子の分まで食べよう！」
『じゃがいも』
シモ「どうゆう調理法で食べる？」
ハリニャー「じゃがバター！」
シモ「わかった。じゃがいもは買ってきたから今から作るね。」
・・・調理中・・・
ハリニャー「美味しそうな匂いがするね。」
シモ「そうだね。ちなみにバターはここで作られたバターだよ。」
ハリニャー「へ〜。」
シモ「出来たよ！」
ハリニャー「やった〜！」
モグモグモグ・・・
シモ「美味しい！カニより美味しいね。」
ハリニャー「ホクホクだぁ。カニを抜いて第一候補でいいよね？」
シモ「うん。」
『ラベンダーアイスクリーム』
ハリニャー「わ〜。綺麗なラベンダーだね。」
シモ「そうだね。ラベンダーアイスクリームを買いに行こうか。」
シモ「ラベンダーアイスクリーム、2つください。」
店員A「はい、どうぞ。」
ハリニャー「わ、本当に紫色だ！すごい！」
シモ「ラベンダーエキスが入っているんだと思う。さっぱりしてるね。」
ハリニャー「でも牛乳の時と同じようにお腹は膨れないね。」
シモ「美味しいけど、残念だね」
・・・・・・
シモ・ハリニャー「ごちそうさまで・・・」
モフ子「しばし待たれよ！」
モフ子「何故拙者に黙って美味そうなものを食っておるのだ。」
シモ「だって大和撫子、お城見に行ってたじゃん。」
モフ子「た、確かにそうだが・・・拙者に黙って美味いものを食うとは無礼であるぞ！」
ハリニャー「え、私たち、対等じゃん。無礼とか意味がわからないよ。」
モフ子「そういわれては仕方がない。拙者もそれを買ってくるのでしばし待たれよ。」
シモ・ハリニャー「え〜。まあいいけど。」
モフ子「感謝する！」
モフ子「拙者はあのシモ達が食べているものと同じものを所望する。」
店員A「はい、どうぞ。」
モフ子「うむ、美味い！」
『札幌ラーメン』
モフ子「おお、あれに見えるはかの高名な時計台ではないか！其方達は先にラーメンを食べておいていただきたい。」
シモ・ハリニャー「は〜い。」
シモ「麺が美味しいね。」
ハリニャー「スープも美味しいね。」
シモ「じゃがバターと甲乙つけ難いし大和撫子も含めて多数決を取ろう！」
モフ子「待たせたな。あぁ、そこのシモ達が食べているものと同じものを所望する。」
店員B「はいよ。」
ハリニャー「あ、大和撫子。何にするか多数決で決めるよ。」
モフ子「分かった。」
店員B「どうぞ。」
モフ子「感謝する。むむ、美味い！」
シモ「じゃあ、多数決を取るよ。」
シモ・・・じゃがバター
モフ子・・・札幌ラーメン
ハリニャー・・・じゃがバター
シモ「多数決の結果、じゃがバターに決まりました。」
モフ子「おぬしらじゃがバターなるものも食べておったのか。あぁ、口惜しい。」
シモ「じゃあ、それぞれ理由を言っていこうか。」
シモ「ちなみに僕はじゃがバターの方が手軽だから。」
ハリニャー「私も同じ〜。」
モフ子「じゃがバターなんて知らん！理由はラベンダーアイスクリームより札幌ラーメンの方が腹を満たせると思ったからだな。」
シモ「よし、次は東北に行こう。」
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