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はじまり

 とある町の小さな家に、5歳くらいの小さな可愛い女の子と子供のお母さんが暮らしていた。


「ねぇ、お母さん、今日はこの絵本を読んで! 」


 女の子は一緒のベットにいるお母さんに一冊の絵本を渡して、読み聞かせをして欲しいと頼んだ。

 お母さんはその絵本を受け取ると、その女の子に言った。


「はいはい、今日はこの絵本ねぇ。あら、この絵本懐かしいわねぇ。お母さんもあなたと同じぐらいの年の頃におばあちゃんから何回も読んでもらったわ。この絵本はね、実際に存在した人の歩んだ人生が元になって描かれているのよ」


 お母さんはとても懐かしそうに、小さい頃を思い出す様に呟いた。


 その話を聞いた女の子はお母さんに興奮気味に大きな声で言った。


「へぇー、そーなんだ!じゃあその人は、とても凄い事をした偉い人なんだね!」


 それを聞いたお母さんは、少し考える様な仕草をした後に子供に言った。


「確かに、凄い事をしたのは確かなんだけど、何回も読んでると、私はこの人を、すごく近い存在に感じるのよねぇ。だから王様みたいな偉い人だと思ったことは無いわ」


 そのお母さんの言葉を聞いた女の子は考える様に俯くと困惑した様な顔を浮かべながら言った。


「うーん、難しくてよくわかんない。ねぇお母さん気になるから早く読んでよ!」


「はいはい、分かったわ。じゃあ読み始めるわね。…むかしむかし、とある国の小さな街に一人の少女がいました…」


はじめまして、山将です。今回、メモリー・オブ・ダイアリーを読んでくださりありがとうございます。この作品を読んで感じたことなどございましたら、感想にご記入していただけますと幸いです。これからもメモリー・オブ・ダイアリーをよろしくお願いいたします。

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