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仕事は忘れた頃にやってくる③

碧華の叫び声が家に響いてすぐ、二階から栞とエンリーの二人がおりてきた。


「ちょっとママどうしたの、この家壁が薄いんだからそんな大声で叫んだら近所迷惑だよ」


「聞いてるのテマソン!!」

「聞いているわよ、あまりにも強引だからとりあえずまだ契約もオッケイも出していないわよ、あなたを連れて話を聞くって伝えてあるだけでね」


「なんか、だんだんムカついてきたわ。そうよ、だいたい命令されてするのってなんか違う気がする。私はポリシーは書きたい時に書きたいものを書くなのに、人の作品に詩を書けなんて命令されていい作品なんか作れないわよ、やっぱり絶対行かないわ」


「ちょっと碧華、行くって連絡しちゃっているのよ、話だけでも聞いてから断ってもいいんじゃないの」

「嫌いな人種とは会わないほうがいいに決まってるわ」


碧華とテマソンは、栞の言葉なんか全然に耳に入っていない様子だった。栞はため息を吐き出しながら二人がにらみ合って唸っているのを横目に、コタツに入りミカンを食べてなごんでいるカリーナとシャリーの二人に近づいて小声で聞き返した。


「おばさまご無沙汰してます。この状況、何か緊急の仕事ですか?」

「そうなのよ、書道家とのコラボらしいわよ」


「コラボですか? へえ~私てっきりママが九月頃からひらがなのあおかのペンネームで投稿している小説の出版が決まったのかと」


「あっ、そうそう、やっぱりあれ碧ちゃんの作品だったのね。私も知らなかったんだけど、ほら、エンリーのお友達の音也くんのお母さんの蘭ちゃんとは私も友達になったんだけどメールで、AOKA・SKYの大ファンだっていうからたまに連絡をとりあっていたのよね。エンリーも音也君と仲良くさせてもらってるしね。それで一ケ月前ぐらい前だったかしら、日本の小説の投稿サイトに投稿されてたあの小説の事を教えてもらってたの。もしかしたら碧ちゃんの作品なんじゃないかって、そのことも碧ちゃんに聞こうかなって思ったんだけど、秘密にしたいのかもしれないでしょ。だからだまってたの。でもあれ、ほぼノンフィクションよね、名前とか地名変えてるけど」


「おば様もそう思います。私もね、みんなに内緒で勝手に書いていいのってママに言ったんだけど、ばれないわよっていうだけで、ママったらあの小説がそこそこ人気になるなんて思っても見ていなかったみたいなの。その証拠に今なんて放置してるみたいだもの。書きっぱなしで、今はもう全然サイトチェックも感想なんかもみてないみたいなの」


「あらそうなの? 完結になっていたけど、あの続きは書かないのかしら? 終わり方としたらてっきりエンリーがリリーの家の養子になるところも書くのかしらって思ってたんだけど」


「そうそう、私も、ママとエンリーが夜にドライブに行った日の事が聞きたいってずっと言ってるんだけど話してくれないんですよ。二人の秘密だって言って、エンリーに聞いても答えてくれないし」


「栞ちゃん、僕は別に隠し事はないよ、特別に話すほどの会話なんてしていないっただけだよ」

「あら、エンリー、でも灯台に行った後よね、あなたが養子になるって宣言したの。それに私ライフあなたが自分の家の会社を継がないって言った時の事も私気になってたのよ」


「はあ? なんのこと?」

「私知っているのよ。あなた一人で日本に来た時、ママと何かあったでしょ」

「まったく、栞ちゃんはよく観察してるね」

ライフもエンリーも頭をかいて苦笑いをしている。


「なんだかよくわからないけれど、いろいろ気になるわね」

シャリーがいうと栞も頷いた。


「そうですよね、ママの小説にはそこんところまでくわしく書かれてないんですよね。答え合わせした内容を小説に書いてほしいぐらいなんだけど、でも小説の書籍化の話じゃないんですよね、残念」


「あら、小説ってなんのことですの?」

栞とシャリーの話を隣で聞いていたカリーナが聞き返してきた。


「えっ? もしかしてカリーナ知らないの? 碧ちゃんの小説」

「知りませんわ。えっ? ていうか初耳ですわ。その小説は書籍になっておりませんの?」


「してないですよー、九月から仕事を休んでた三ケ月の間にママが暇を持て余して、今までのアトラスでのことを素人が創作した小説をネットに無料で投稿したり、読めるサイトにママが趣味で物語風に小説を投稿していたんですよ、誰でも読めますから、えっとこれですよ」


そういうと、栞がポケットにいれていた自分のスマホから碧華が小説を投稿しているサイトを調べて、カリーナに見せた。


「あら~本当ですわ。あおかって書いてありますわね、というかタイトルが面白いですわね。これってテマソンさんのことですわよね」


「そうそう、それでね。最後のところでね、ライフの告白シーンがね」

「ちょっと、ちょっと、そんなこと今ここで話さなくてもいいだろ」


栞がカリーナにスマホを見せながらシャリーと三人で盛り上がっているところ、優とライフが横からのぞき込んでライフが話を遮った。


「その小説、僕も読んだよ、あれの内容、碧ちゃんに苦情いれたんだけど、なんのこと~ってとぼけられたんだよね」


「ライフさん、ママに直接文句言ったの? 私もママにあれ創作するにあたってねほりはほりいろいろ聞かれてさ、まさか小説にするなんて思いもしてなかったから、ごめんねライフさん」


「あっ、優ちゃんは何も悪くないよ、ただちょっと恥ずかしいだけだからさ」

「ふふっ、でも…私あの小説けっこう好きなの。挿絵でもあると余計いいんだけどなぁ」

「あっ私もそう思った」

栞と優とがしみじみ話していると、隣でカリーナがプルプル震えている。


「なっなんということでしょう…AOKA・SKYファンクラブ会長として、知らなかったとは、カリーナ・ビモンド一生の不覚ですわ。さっそく日本語の読める仲間と情報を共有しなくてはなりませんわね。いえ、まずはわたくしが読んでからの方がいいかしら…あ~迷いますわね。でもとりあえず」


カリーナは自分のスマホから碧華が投稿しているサイトを確認した後、手をプルプルさせて真剣な表情でスマホ操作をし始めた。


そんな感じで盛り上がっている五人にエンリーがポツリと言った。


「ところで、ずっと気になっていたんだけど、この小説のこと、碧華ママはテマソンさんには話してあるのかな」


「「「「「!!!」」」」」」


こっちの話をまったく聞いていない様子で碧華とにらめっこしているテマソンの二人を六人が一斉に見たが誰も話したとは言わなかった。


「まあでも、思うんだけど、今回のいけ好かない書道家とのコラボなんかしなくても、碧ちゃんの小説に叔父さんの挿絵で本をだしたら、そっちの方が僕は欲しいけどな」


ライフの言葉に他のみんなが頷いた。


「それいいですわね、わたくしも他の方の書の詩集は正直乗り気ではございませんでしたのよ、確かに有名な方ですけれど、少し強引なかたですしね。ディオレス・ルイの仕入れに影響があるかもと伺いましたけれど、この際仕事の方針を少し変えてもいいのではないかしらね。まあわたくしがどうこういえた立場ではありませんけれど、ですがそれは別としてフフフッ今夜が楽しみですわね。あ~早く読みたいですわ」

カリーナが自分のスマホをのぞき込みながらうっとりとした目をしている。


「そうだカリーナ、読むなら私のおすすめはね、何と言っても、テマソンの…」

「え~~~!! そんなことがあったのですの? あ~早く読みたいですわ」


シャリーはカリーナの耳元で小声で囁くと顔を真っ赤にさせて右手で口を押さえるカリーナ、そんな二人をみながら栞がポツリと言った。


「カリーナおば様今夜は徹夜だね。あれ読み始めると一気に読みたくなるもんね」

「僕は読んでほしくないですけどね、恥ずかしすぎる」

エンリーがいうと栞が慰めている。そんな様子を見ながらライフが携帯をいじりながら付け加えた。


「まあ会社の仕入れ先のことは叔父さん次第だけどね。僕もさ、すごい書道家って聞いてたけどなんていうか、きらいなタイプなんだよね。正直碧ちゃんが嫌だって断ってくれた方が僕的には嬉しいかな。会社的には厳しくなるかもだけどね。あっ何これ、アクセス数バク上がりしてるんだけど!」


ライフの言葉にみんながライフのスマホに集まった。そこには碧華の小説のアクセス解析の画面だった。

「まあ、みなさん行動が素早いですわね」

その画面をみたカリーナが感心した様子で言った。

「もしかして…」

ライフがその続きを話そうとしたその時、シャリーやカリーナがライフの後ろを指さしている。ライフが振り向くとそこにはいつの間にかテマソンが立って、栞のスマホをのぞき込んでいる。


「さっきから何の話で盛り上がっているのかしら?」


「何って」

ライフが振り向くと真後ろにテマソンが近づいてきていて、碧華はいつの間にか台所のキッチンテーブルにノートパソコンを置いて何か始めていた。


「あれ、碧ちゃんとの話はついたの?」

「話も何も、行かないの一転張りで話にならないのよ」


「あっ、そうだ優ちゃん、二十歳の集いにきる振袖ってどんなの、僕みたいな」

「うっうん、そうだね、二階の私の部屋にあるよ」

「よし、じゃあ見に行こう」


ライフはテマソンの顔を見ないように優の手を掴むとスタコラと二階に駆け上がってしまった。


「あっそうだ、私も卒論しあげなきゃ、エンリー続き続き」

栞もエンリーをせかしながら二階へと逃げ戻ってしまった。


「シャリー」

後に残った二人にテマソンが睨みつけた。

「あっあの…」

シャリーもカリーナもとっさに顔を背けた。


「私の口からはなんとも…その…そうだわ、私広さんにご挨拶に行ってこなきゃ、エンリーがお世話になりっぱなしだもの。カリーナも行きましょ」


シャリーとカリーナは顔を背けながらコタツから急に立ち上がりいそいそとテマソンから離れると、玄関に向かって隣の家へと向かった。


「まったく、私に話せないことでも何か企んでるのかしら、そうだ、碧華あなたは何か知っているの?」

パソコン操作を始めた碧華にテマソンが話しかけた。


「さあ~なんのことやら。とにかく私は忙しいのよ、東京なんか行かないわよ。きちんと断ってよね」

「まだそんなこと言っているの? とにかくディオレス・ルイのピンチなのよ、話ぐらい聞くだけでもいいでしょ」


「はあ? 知らないわよ。会社のピンチならこんな所で油を売ってないで他の得意先でも仕入先でも探しに世界中探してきたらいいじゃない。とにかくどんなに言われようと私は東京には行かないって今決めたから。今年の年末は家族でまったり過ごすって決めてるんだから、それに、そもそも知らない人とのコラボなんてやっぱり絶対無理~」


碧華はテマソンを見ずにパソコンの画面に視線を向けながら言い返した。

それから2時間ほどして、碧華が急に立ち上がると、リビングに置いてあるパソコンのプリンターの電源をいれて、はがきを機械にセットし始めた。


「碧ちゃん、それ何印刷するの?」

顔を上げて聞いたのはシャリーだった。隣に顔をだしていたシャリーとカリーナの二人も一時間ぐらいして戻ってきていた。


碧華はプリンターの電源を入れながらはがきをセットしながら答えた。


「年賀状を作っていたのよ、早く出さなきゃ、県外だと元旦の日に間に合わないから」

「ねんがじょう? なあにそれ」

聞きなれない言葉にシャリー同様カリーナも首を傾げている。


「年賀状よ。バタバタしていて作るのを忘れていたのよ、今年は年賀状じまいする相手もいるからどうしても一日には届くようにしたいと思っていたのになんだかんだで今日になっちゃっててね」


そう説明しながらもプリンターからできあがった年賀状を興味深げにのぞき込む二人に碧華は刷り上がった一枚を二人に見せた。


「これは親戚用よ」

「あら、栞ちゃんと優ちゃんね。可愛く撮れてるわね、これをどうするの?」

シャリーとカリーナは首をひねっている。


「ああ、アトラスにはない習慣よね。アトラスじゃあ新年だからって特別なこと何もしないものね。生活は普通だもんね。年賀状って、なんていえばいいんだろう。そうね、新年の挨拶状かな。新年あけましておめでとうございます。って親戚や会社の同僚や友達なんかに特別なはがきを送るのよ。友達や親戚なんかには家族の写真なんか送ってまあお互い元気にしてますよ、みたいな感じでまあお正月限定ははがきを送りあうのよ。最近はめっきり年賀状でのやり取りの枚数も減ったけどね、今はラインでちゃちゃっと送る方が楽だしね」


「へえ…でもそれって素敵ね、新しく年があけたらいろんな方から写真付きのはがきが届くのでしょう。なんだかいいですわね」


「でもね、最近じゃあ、写真付きもすくなくなってほとんど市販の印刷されたものばかりで手書きのメッセージも何もないってものが多いのよね」

「あら、それだと寂しいわね」


「そうでしょ。普段交流もないのに毎年ずっと印刷されただけの年賀状のやり取りしている相手に手書きのメッセージを書くのって何を書いていいのかわかんないし書くことなくて結局何も書かないで年賀状くるから適当なものを印刷して送るって感じね。だからそろそろ年賀状じまいしようかなって思っていたのに、すっかり忘れていたのよね、まあ実家の母や兄弟とかには普通に家族の写真いりの年賀状を送るつもりだからそれを作るのに時間かかったのよね」


刷り上がった写真付きの年賀状の一枚と文章だけ書かれた年賀状の二種類をみせながら碧華がいうと、テマソンがその文章だけの年賀状を読んで首を傾げた。


「年賀状じまいっていうことはもうださないってこと」

「そう、もらってもうれしくないし、面倒だって思っている段階で相手にも失礼でしょ」

「それもあなたの考え方ね」


「そう、私の考え方、というわけでとっとと印刷済ませちゃうわ」

碧華は年賀状印刷画面を作成を開始した。

そんな横でシャリーが次々とできあがっていく年賀状の横に置かれている今年届いた年賀状を珍しそうに眺めていた。


「ねえ年賀状って家族の写真を送りあうの?」

「そうね、子どもが小さい時は送っていたわね」

「ふ~ん楽しそうなのに、本当に止めちゃうの」


「そうね、元旦にコタツでミカンを食べながら年賀状を眺めるのは嫌いではないわよ。でも、普段交流のない人からの印刷だけの年賀状をもらってもうれしくなくなってきたのも事実なのよね」


「ふふふっ碧ちゃんらしいわね」

「よしこれで完了」

碧華は大量に印刷された年賀状をチェックしながら鞄に入れた。

ここ2時間、何も話さず柱にもたれながらずっと立ちっぱなしでスマホの画面を眺めていたテマソンだったが、碧華に視線を向けて話しだした。


「ねえ碧華、人のつながりって大切なものよ、長い間繋がっていた繋がりをそうあっさり切ってもいいの?」

テマソンが印刷された今年の一月に届いたその年賀状の束を眺めながら真顔になって言った。


「親戚関係はそのままよ、だけど、20年以上も会うことも電話することもなかった関係をこのまま年賀状だけ続けるよりも、きっぱり切った方がすっきりするもの。今更こんなおばさん姿で会いたいとも思わないのよね。今は新しい親友と相棒がいるしね」


「あら、まああなたがいいならいいけれどね」

「ねえ碧ちゃん、私が出したら返事くれる?」

「シャリー?」


「ねんがじょう?っていうの新年のご挨拶状よ。だってどれも可愛いイラストや写真が印刷されていて素敵なんだもの。私も出してみたいわ」


「そう? じゃあ私も写真を撮ってだすわよ来年は、そうだテマソンにも出してあげる」

「何よ、あなた年賀状面倒だから止めるんでしょ」


「あら、面倒だけど本音は欲しいわよ。でも交流がない人達とは止めようとしているだけよ。終活の一環かしらね人間関係の整理ってとこね、もうそういう歳になったってことかしらね」


「そうね、そろそろ人生の整理も必要な歳かも知れないわね。まあ私の場合は仕事関係以外は交流はほとんどないけどね」


「あらテマソン友達いないの?」

「なっ何よ、悪いかしら? 私は仕事関係で手一杯なのよ」


「ふふふ、テマソン私が友達になってあげる」

シャリーがテマソンに向かっていうと、碧華もテマソンに向かって言った。


「私も私も」


碧華もそういうとテマソンは少し照れた感じで碧華に向かって言った。


「あなたたち何言ってるのよ、碧華、あなたは姉になるんでしょ。友達は無理でしょ」


「あら、いいじゃない。あなたの姉で友達で相棒、何でも屋ってことで、あなたが一人でさみしい老後にならないように私の家族に入れてあげるわ。同居する場合は家賃請求するけど」


「まあ弟にお金請求する気? でも…そうね、そうなると楽しいでしょうね。その時の為にしっかりと稼がないといけないわね。あっそうそう、シャリーあなたも写真よろしくね。あなたの写真素敵だもの、今度あなたの写真集を出したいってビンスが言っていたわよ」


「えっ? 編集長が?」

シャリーは嬉しそうに聞き返した。その後はパソコンでシャリーの写真画像で盛り上がった。

今日はクリスマスイブ、宗教は違えどここは日本、ケーキを食べて楽しむ、それが桜木家、夕方ケーキやチキンを買い出しに行き急きょクリスマスパーティーをして盛り上がったのだった。


その後も時折考え事をする仕草をしながらもその日はテマソンは仕事の催促は一切言わず、その日は夜になって予約しているホテルへ、嫌がるライフを連れて、タクシーに乗り込み桜木家を後にしたのだった。


その日の夜、碧華は大量に桜木家の家族の写真付きの年賀状を新しく印刷し、夜中に手書きのメッセージと海外用の追加の不足分の切手をはり他の年賀状と一緒に郵便局に出していた。


年が明けてしばらくして、アトラスのファミリーやアトラスの知り合いの元には碧華からの年賀状が届いていた。そのことがきっかけとなり、次のお正月にはアトラスから大量に碧華の元にそれぞれのお気に入りの写真やイラストいりのメッセージカードが届いたのだった。



皆様、今年も読んでくださりありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。


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