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登場人物紹介【ライフ視点】


【主要登場人物】


桜木さくらぎ ゆう

[桜木家:次女・高校生]


ライフ・レヴァント

[アトラス人・大学生]


写楽しゃらく 音也おとや

[エンリーの大学の同級生]


桜木さくらぎ しおり

[桜木家:長女・大学生・エンリーの彼女]


エンリー・ビンセント

[アトラス人・現在日本の大学に入学中

・桜木家の隣に住む栄治の母の家に居候中・栞の彼氏]


桜木さくらぎ 碧華あおか

[兼業主婦・詩集作家兼バッグデザイナーも兼ねて

ディオレス・ルイ社の社員となり、現在アトラスと日本を頻繁に行き来している]


桜木さくらぎ 栄治えいじ

[碧華の旦那 ]


テマソン・レヴァント

[アトラス人で、ライフの叔父

ディオレス・ルイ社の社長兼碧華の詩集の絵を担当している]

 

フレッド・ビンセント

[エンリーの兄・レシャント社副社長 ]


シャリー・ビンセント

[エンリーとフレッドの母・写真家・現在碧華の詩集の写真を担当している]


リリー・レヴァント

[ライフの母であり、ヴィクトリアの娘で、次期レヴァント家の当主]


ヴィクトリア・レヴァント

[リリーとテマソンの母・グラニエ城主 ]


チャーリー・レヴァント

[ヴィクトリアの妹・現在もグラニエ城に住んでいる】


*********


さて今回人物紹介をさせていただきますライフ・レヴァントと申します。


アトラス国でも有数の資産家であるレヴァント家の跡取り息子です。


現在のレヴァント家の当主はグラニエ城に住んでいる祖母のヴィクトリアなのですが、

彼女は僕の母親であるリリーママの母親です。


レヴァント家が今もなお贅沢な生活を優雅に暮らせているのはリリーママの夫である僕の父親のビル・レヴァントが社長を務めているリーベンス社のおかげでもある。


もともとこの会社は代々レヴァント家が経営しており、前社長はヴィクトリアおばあ様の入り婿であるメークスおじい様から引き継いだものだ。


だけど、リリーママは一人娘ではない、弟がいるのだが、この弟は女性アレルギーを言い訳に、稼業もレヴァント家の相続も放棄し現在は自分の力でディオレス・ルイというバッグなどを専門に扱うブランド店を経営している。


この叔父さんは生涯独身を宣言しているから、必然とレヴァント家の跡継ぎは僕一人となってくるのだ。


将来何になりたいかの選択肢すら与えてもらえない。


大学と父親の会社の手伝いで息が詰まる毎日を送っている。


そして…僕を悩ますもう一つの厄介ごとといえば、恋である。


こういってはなんだが、僕は女性にもてないわけではない。


どちらかといえばもてるほうだ。

だけど高校時代、親友とテマソン叔父さんが夢中になった日本という国の桜木ファミリーと関わるにつれて桜木家の次女である優ちゃんに本気で恋をしている自分がいることに最近になって気が付いた。


だけど、なぜだろう。彼女を前にすると、どうもうまくいかない

思いを伝えているのに本気にされない

どうしてなのでだろう?

僕の思いはいつか伝わるのだろうか?悩む毎日である。


こうなったら、碧ちゃんと栞ちゃんを味方につけるしかない!


とういうわけで速いもので第4章から年が変わって世間ではもうすぐバレンタインの季節が巡ってこようとしている。


愛を伝えるチャンスだ。


僕は一ケ月かけて考えた愛のメッセージとプレゼントを優ちゃん宛に贈ることにした。


「ああ~心臓がドキドキいって静まってくれない。日本は遠すぎるし、すぐに持っていく時間もない、無事届くのだろうか? 僕の思いは…」





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