表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺と聖女でひとつの身体  作者: 天川 和
世界解明編
92/268

91:疑問は謎のままに出来ない(葵) 


 何かが起こっている。ソレは間違いない。


 レムリ様、スタア様、リテリ様の行方が分からなくなって丸二日が過ぎた。


 学院も王城も……第一聖女様にもお会いした。


 でも、結果は変わらなかった。



 手元に三枚のメモがあった。それぞれが、何か考えを巡らせていた様子。


 これだけが、今の手掛かり。



 ならば……最早、アレを行うしかない。


 ファウと出会って捨てたモノ、『星読み』。


 私は身を清めて折り鶴にて簡易的な祭壇を形成すると『星読みを』実行した。



 何が起こっているか?


 三人は何処へ行ったのか?


 不思議な事はまだある。ルクス様も……あれから姿をお見せにならない。




「星よ、答えて!」




 何故、星たちは私にこれを伝えたのか?


 ここに答えがあると言うの?


 それは世界の始まりの隠された真実。



「魔神に滅ぼされた世界……過去改変……繋がり」


「世界は……誕生……」


「破壊っ?」


 星が告げた。



 『魔神ボルト』に滅ぼされた世界。

 『過去改変』で滅んだ世界。

 これを再構築して八つの世界が出来たとする説。

 レムスタリア様が『世界鑑定協会』で得た情報。

 聴いたときは、そうかも知れないと思った。



 でも、それは間違い。



 『魔神』の存在した世界と『過去改変』された世界は同一。



「「『魔神』が世界を破壊するようにと、過去が変えられた」」



 星が導き出した答えがそう語りかけた。


「うそ……なら……」


 ボルトはそれこそ、魔神に仕立てられた?ファウが考えた『ルクス首謀者説』の偽シナリオでファウがそうなるはずだったかのように……。


 ファウが語っていた事を思い出す。


 初めの『ボルト』は好人物だった。規格外の能力を持つが、良い人だったと……。本来ならそのまま続いた歴史。


 それがある日を境に豹変し、虐殺をはじめた。



「理由は『飽きた』だっけ?」



 確かに、不自然過ぎる。



「でも、目的は?」



 星が煌めく。


「え?九つ」


 一つの大きな輝きが流れた。


「え?私に危険……」


「はい、ざーんねん。時間切れでーす!」


「だれ?」


振り向く葵、だがその者を目にすることは出来なかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ