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名前すらない犬・・・
12月24日
雪の降るとある都市部の路地裏
「ああっこのまま死ぬのか野良犬のまま誰からも愛されずに、」
「思えばクソ主人やろうに、いじめられ、
捨てられて、
それから、道を歩いてるだけで石を投げられ、
大人からは、追いかけ回される」
でもこのまま死んでしまった方が楽になれるだろう・・・
もう目もろくにみえない・・・
・・・・・
・・
哀れな犬よ次転生した世の中では、貴方は幸せな生活を送れるでしょう、
ただ多くの困ってる人たちをたすけるのです・・・
その力を貴方に授けます。
そう言うと、女神?自分の頭に手をそっとおき、
なにか、暖かい光に包まれていく感じがし
意識が消えていく・・・・