阿形くんと吽形くん

作者：架空線

なんかいまくっそだるいです。

それはそうとこのあいだスーパー行きましてね

ひと手間で作れるとか具だくさんだとかいう、

まあ調味料を合わせたソースに具が入ってるみたいなレトルト的なものが

ございまして、

ほーんと見ますと400円くらいするわけです。

はあ、これはすこし高めのやつだなと思ってみてみますと

まず鶏肉と牛乳とピザ用チーズを別に用意するらしいんですわ

400円とは別にですよ、まあまだいいです。

でも炒めたり、煮たりトースターで焼いたりするんですって・・・

これはひと手間なのか？これはひと手間なのか？大事なことなので

２回言いますけども、しかもそのレトルト具だくさんとか言う割に

入っているのはジャガイモと玉ねぎって・・・そしてできあがるのが

グラタンってーーーーー

1から作る、それなら１から作る。いいか？1からだ。

ってひとりでうにょうにょ顔には出さずにスーパーうろうろしてました

みんなもそうなんだろう？知ってんだかんな

このしょうもない話はノンフィクションであり

本編のしょうもない話とは全く関係ございません。

阿　「最近寒なってきたなー」

吽　「せやなー」

阿　「今何月ごろやろ、１０月くらいかな」

吽　「せやなー」

阿　「葉が色づいてきてんなー、色気づきやがって、あいつらキャーキャー言われたいんですわ、

　　　わぁー綺麗ーとかさ！」

吽　「まあ、すぐ落ち着くんですけどね」

阿　「お？うまいうまい」

吽　「せやろー」

阿　「つまり葉が枯れ落ちて地面に着くという・・・」

吽　「ああ・・・うん、誰に説明してんの？」

阿　「俺たちいっつも男二人だもんな」

吽　「今気分よくなってん、そゆこというのやめやー」

阿　「しかも上半身裸だもんな」

吽　「もう慣れた、寒いのも慣れた」

阿　「この時期こんな格好で捕まらんのはうちらくらいやもん」

吽　「そろそろ変質者には厳しい季節やもんなぁ」

阿　「あいつら春になってあったかくなると出てくるよなあ」

吽　「寒いとおのずと頭冷えるんちゃう？」

阿　「春になると出てくるのは頭お花畑ってか？」

吽　「おー、うまいうまいな」

阿　「せーやーろー」

吽　「ドヤ顔やめーや、っていつもドヤ顔か」

阿　「してないわあほーいつもこの顔やっちゅうねん」

吽　「お前、いっつも怒ってるもんなあ」

阿　「怒ってない！だから元からだから。つーかお前だって人の事言えないからね」

吽　「・・・・・・・・・」

阿　「なんか言えーや！怒りを地顔で伝えようとするなってー」

吽　「どうせだから・・・」

阿　「お前いっつもその顔固定だっつーことわかってるだろ・・・」

吽　「それはさておき」

阿　「・・・うん」

吽　「怒るのは顔だけにしろ」

阿　「ぅっせーよ・・・」

吽　「そんな顔して元気ないとか笑かす」

阿　「だから俺の顔も固定だよ！」

吽　「まあまあ」

阿　「お前のせいだよ！」

はは、肩こりのせいでくっそだるい、はは。