表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

中編

俺の知らない人が、俺を好きだという。


どこかであったかなぁ・・・こんな可愛い人が知り合いだったら、俺が分からない訳はないのにな・・・。


「今日はそれが言いたくって・・・!!お返事はまだいらないです!!」


そういうと、少女は慌てるように、走って帰ってしまう。


「・・・今の人、誰?英一郎」


「いや・・・、俺に聞かれてもなぁ・・・」


「二人とも知らないのか!?2年の立花先輩って言えば男ならチェックすべき女性だろう!?」


ほう、立花先輩か。記憶の中に面識はないんだがな。


「ねぇ、立花先輩と付き合うの?」


「いや・・・知らない人と付き合うほど俺は、軟派じゃないぞ。」


「知ってたら、付き合うの?」


「それは、どうだろうな・・・」


「ふぅーん。」


なんで俺のことなのに、千夏は不機嫌なのだろうか。


「まぁいいや、私帰るね。」


「いや、どうせ帰り道一緒だろ」


「いいのっ!!」


千夏は、俺たちを置いて早歩きで進んでいく。追いかけようと、駆け出そうとすると隣から手を掴まれる。


「ここは、俺のチャンスタイムだ!!絶対に行かせない!!」


「意味わかんねぇよ」


「いや、分からないんでいいんでとりあえず、僕と二人で・・・帰ろ?」


「きもいわ」


「缶ジュースおごるんで」


「よかろう」


千夏も、もう16歳になる。一人でお家にも帰れるでしょう。


そうして、僕は立花先輩でも千夏でもなく、コーラを選びました。



次の日、千夏は俺を全力で避けた。立花先輩は俺に全力で攻めて来た。


「おい、千夏!!どうして俺を避ける!?」


「別に、避けてないもん」


「いや、おいちょっとまて!!」


「あっ・・・!英一郎君・・・!!」


立花先輩、登場。一気に不機嫌になる、千夏。


「あの・・・これ・・・お弁当作ってきたんだけど・・・何時も、英一郎君、学食だよね?」


「いやまぁ、そうっすけど・・・」


なんで、知ってるんだろう。


「っ!!よかったじゃない!!お弁当ももらえて!!」


いきなり興奮して、どこかに行き出す千夏。


「ここは俺に任せておけぇええええ!!」


しゃしゃり出る日下部。ていうかお前、いたんだ。


「彼もそう言ってるし、よかったら一緒に・・・ご飯いいかな?」


「まぁ・・・、俺でよければよろこんで」


千夏には、後で謝っておけばよかろう。日下部が、全力で追いかけてるし大丈夫だよね。


俺は、立花先輩とお昼を選択した。


美味しそうな匂いに、俺は勝てなかった。

読んで頂きありがとうございます。

次話で1部完了となります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ