第一章 on your marks
どうもこんにちは。nekonosatoです。初めての小説‼陸上の事を知っている方も、知らない方も頑張ったのでぜひ読んでいってください。(*'▽')
↑なんか小学生レベルの前書きになってしまった
沢山の人に見守られてトラックに立っている中俺は今からの行動のシュミレーションを頭の中で行っていた。
これで最後だ。
ーー走るーー
いままで移動手段の一つに過ぎなかったそれは今の俺には欠かせない大切なものだった。
<第一章 on your marks>
「はぁ~、疲れた」
「お前はいつでもそれをいってるな」
「別にいいじゃねぇか」
部活が終わった夕方、俺「高橋 誠」は親友の「鈴木 悟」と帰路についていた。
「でもさすがにあの練習はきつかっただろ」
「まあ陸上はそんなもんだろ」
そう、何の変哲もない俺たち二人は陸上部に入っていた。
ー時はさかのぼり1か月前ー
二階にある自室の布団にくるまって俺は自分の運動不足と体力不足に頭を悩ませていた。
運動は正直めんどくさいけどしないといけないことだし、高校では更に体力を使うことをしそうだ。
(はぁ、めんどくさいな)
そう思っていたが出来事は突然だった。
「誠~、世界陸上やってるぞー」
一階にいる親父から声がした。
「興味なーい」
布団の中にくるまりながら俺は叫んだ。心の底からそう思った。
「いいから来いって」
いつの間にきたのやら俺は親父に強制的に布団から出され一階まで引きずられた。
(どうせろくなもんじゃないだろ)
そう思いながら半ば強制的に一階に降りて俺はテレビに映っていたそれを見た。
次の瞬間俺はテレビから目が離せなくなった。
『on your marks』
『set』
『バンッ』
ピストルの音と同時に走りだした8人の選手は人間離れしているほどとても速かった。
俺には到底たどり着かない領域、そうわかっていても自分もやってみたいと思った
「お、なんだ。誠は陸上に興味があるのか。高校では陸上部に入ればどうだ?」
親父からそう提案されたがおれは返事ができなかった。
まだ迷っているのだ。
そして入学式当日
俺は私立「室井学園高等学校」に入学した。
入学式が終わって早速教室に入ると一番最初に目に入ってきたのが俺の席の隣に座っている人だった。
気持ちよさそうに外を眺めている彼女はとても美しいというかかわいいというか、まあそんな感じだった。
その人は俺が席に着くと気づいてくれたようでこっちを見て
「おはよう」
と笑って挨拶してくれた。
「お…おはよう」
心臓が高鳴る一方で俺は
(どうしようぅうううううううう)
と心の中で叫んでいた。
というのも俺は小学校では本をずっと読んでいたり、一人で遊んでいたりして周りと全然話さなかった。
中学校は俺の希望で男子校に入り、仲のいい友達がなんにんかできた。
そして今共学の私立「室井学園高等学校」に入学したのだ。
だから今まで家族と仕方なくしゃべらされる機会以外女子とは喋ったことがない。
つまり俺が女性と話すなどもってのほかだ。
(これは詰んだか)
と思っていた時に彼女にこう声をかけられた。
「ねえ、陸上部一緒に入らない?」
一瞬戸惑ったが俺は反射的に
「は、はい‼」
と言ってしまった。
(やってしまった)
そう思った。
だがほとんど女子と喋ったことがない俺に断ることはとても難しい。
(うん、あの子のせいだ。俺のせいじゃない)
そう自分に言い聞かせながら俺はあきらめた。
つまり俺の反射神経のせいで俺は陸上人生を始めないといけなくなってしまった。
ん?まてよ、「一緒に」って言ってたな。
「あっ、自己紹介忘れてたね。私は神楽 澪。」
やはりこれも笑顔で言われた。
「お、俺高橋 誠っす」
「よろしくね、高橋さん」
女子に名前を呼ばれるのって結構破壊力あるな。
そんなことを思いながら少し不安だが俺はこれからの神楽さんとの陸上ライフに期待していた。
そうして入学して一週間がたち、ついに部活動紹介の時が来た。
新入生は部活動紹介の翌日から、3日間の仮入部期間が始まりその後正式に入部することとなっている
俺はもう陸上部に入部することが確定してしまっているので仮入部期間は楽しそうな部活に入ることにした。
「ほら、陸上部の紹介が始まってるよ」
隣にいた神楽さんから急に声をかけられた。
『陸上部では、毎日トレーニングや体力強化を欠かさず…』
部員たちは、少し陸上部の日々の練習について説明した後に練習の動画を見せてくれた。
一番に思った感想は、
(すごく不安だ)
だった。
見せてくれた動画に映ってた部員はめっちゃ速かった。
(こんな中で練習していけるのか)
「な…なあ、こんな中練習していけるのか?」
隣にいる神楽さんに聞いた。
「まあできるんじゃない、そもそもここは陸上強豪校だから」
神楽さんの言葉を聞いてもっと不安になった。
まあできるんじゃないって他人事みたく言ってくれるな。
え?
「ここって陸上強豪校なの⁉」
思わず大きな声で言ってしまった。
「知らなかったの?」
きょとんとした顔で言われた。
(これはものすごーく不安だ)
まあハードル高い方が体力つきそうだしな。
ごり押しでポジティブ思考に変換してこれからの入部に備えることにした。
※ここ出でてくる人物、学校、大会などはすべて架空のものです。




