エピローグ
光山七季様
突然の手紙すみません。デザイン科二年、沖田要と言います。
唐突ではありますが、光山先輩にお礼を言いたくて手紙を書かせて頂きました。
私は人づきあいが得意ではありません。
光山先輩を初めてお見かけした時、私と似ているなと思いました。
けれど、光山先輩は私とは全然違って。
何に対してもまっすぐで、偽りがなくて、嫌われることを恐れていない。
自分のやりたい事に全力で、正しいと思う道を突き進む。
そんな光山先輩が羨ましくて、眩しくて、尊敬する存在になるまで時間はかかりませんでした。
私は人より表情が乏しく、正しく自分の感情を言葉に出しても信じてもらえない。
正しく伝わらないもどかしさに何度も苦悩しました。
けれど、貴方は言いました。「理解しない相手が悪い」と。
ずっと伝え下手な自分を責め続けていた私にとって、青天の霹靂とも呼べる言葉でした。
その一言が、どれだけ救いの言葉になったか、きっと大げさに聞こえる事でしょう。
それでも私は、貴方に伝えたかった。
光山七季さん、ありがとうございます。
貴方が同じ世界にいるだけで、私の世界は明るくなりました。
貴方の事を考えるだけで、私の世界は色づきました。
貴方が生きているだけで、きっと私はこれからも幸せでしょう。
私に色々なものを与えてくれて感謝しています。
いつまでも、ずっといつまでも、貴方がどこへ行っても、幸せでありますように。
貴方がいつまでも幸せでありますように。
貴方のファンより
2026/2/16 執筆了




