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魔王城突入・四天王との連戦

## 混沌の巨人の撃破


愛庖絆刃に覚醒した花子は、混沌の巨人との戦いで圧倒的な力を見せつけた。


「『神饌調理術・愛情無双大斬り』」


虹色に輝く巨大な斬撃が、混沌の巨人を真っ二つに切り裂く。


『ぐあああああ...』


『こんな力が...人間に...』


混沌の巨人が光となって消えていく。


「やったね、花子さん」


ユウキが感動している。


「愛庖絆刃の力、すごいです」


混沌の巨人を倒した瞬間、空に巨大な城が現れた。


「あれが魔王城...」


漆黒の城が、不気味に空中に浮かんでいる。


「ついに出てきましたね」


アルバートが緊張している。


「四天王を全て倒したから、魔王が本格的に動き出したんです」


「行こう、みんな」


花子が愛庖絆刃を構える。


「最後の戦いや」


## 魔王城への突入


リリーの時空魔法で、一行は魔王城内部に転移した。


「うわぁ...不気味な城やね」


城内は暗く、不吉なオーラに満ちている。


「魔王の力で歪められた空間です」


ニコラスが分析する。


「現実の法則が通用しません」


その時、城の奥から声が響いてきた。


『よくぞここまで来た、勇者たちよ』


『だが、まだ終わりではない』


城の大広間に現れたのは、倒したはずの四天王たちだった。


絶望の騎士、破滅の魔女、虚無の賢者、混沌の巨人。


全員が魔王の力で復活していた。


『我らは魔王の力で蘇った』


『今度こそ、貴様らを倒す』


『そして魔王様の元へは行かせない』


「復活してる...」


ユウキが困惑する。


「でも、今度は負けません」


「まずは絶望の騎士から」


花子が前に出る。


「『神饌調理術・希望の光刃』」


愛庖絆刃から放たれる光の刃が、絶望の騎士の鎧を貫く。


『ぐあああ...』


『この光は...絶望を打ち砕く』


絶望の騎士が膝をつく。


「『神饌調理術・愛情最終斬り』」


トドメの一撃が決まり、絶望の騎士が完全に消滅した。


次に現れたのは破滅の魔女。


『今度は負けない』


『破滅魔法・終焉の審判』


城全体を覆うほどの破滅魔法が発動される。


「『神饌調理術・生命創造の大鍋』」


花子が愛庖絆刃で巨大な鍋を作り出す。


破滅の魔法が生命の光に変換されていく。


『そんな...私の破滅が生命に』


「愛情の前では、破滅も生命に変わるんや」


花子の最終攻撃で、破滅の魔女も消滅した。


『無駄だ...私の虚無の前では、すべてが無意味』


虚無の賢者が存在消去を仕掛けてくる。


「もうその技は通用せん」


花子が自信を持って答える。


「『神饌調理術・存在確立の晩餐』」


愛庖絆刃で作り出された料理が、消されそうになる存在を確立していく。


『馬鹿な...虚無が愛情に』


「あんたの虚無も、愛情で満たしたる」


花子の愛情攻撃で、虚無の賢者の心が満たされていく。


そして消滅した。


最後に残った混沌の巨人が、全力で攻撃してくる。


『混沌魔法・現実崩壊』


城全体の現実が歪み始める。


「『神饌調理術・秩序の大宴会』」


花子が愛庖絆刃で現実を安定させる。


混沌が秩序に変わっていく。


『これが...愛の力か』


混沌の巨人も、最後は愛情に包まれて消えていった。


四天王を全て倒すと、城の奥からさらに強大な魔力が感じられた。


「この魔力は...」


ユウキが身震いする。


「魔王ですね」


アルバートが緊張している。


「四天王とは比較にならない力です」


『よくぞ四天王を倒した』


魔王の声が城全体に響く。


『だが、それで私を倒せると思うか?』


魔王の魔力だけで、城全体が震動している。


「すごい威圧感...」


ミラが怯えている。


「四天王を全員倒したのに、まだこんなに強い敵が」


「大丈夫」


花子が愛庖絆刃を握りしめる。


「愛庖絆刃があれば、きっと勝てる」


しかし、心の奥底では不安も感じていた。


「魔王の間は、城の最上階です」


ニコラスが城の構造を調べている。


「でも、途中にも様々な仕掛けがありそうです」


「行こう」


ユウキが先頭に立つ。


「みんなで一緒なら、どんな仕掛けでも乗り越えられます」


一行は、ついに魔王の間に向かって歩き始めた。


城の階段を登っていくと、様々な仕掛けが待っていた。


重力が逆転する部屋。


時間が止まる廊下。


幻覚を見せる鏡の間。


「魔王の力で作られた試練ですね」


アンナが分析する。


「私たちの心を試している」


しかし、仲間たちの連携で全ての仕掛けを突破していく。


「『時空魔法・重力正常化』」


リリーが重力を元に戻す。


「『聖魔法・時間解放』」


アンナが時間を動かす。


「『神饌調理術・真実のスープ』」


花子が幻覚を打ち消す。


一つずつ、着実に魔王の間に近づいていく。


ついに、魔王の間の扉の前にたどり着いた。


巨大な黒い扉に、恐ろしい魔法陣が刻まれている。


「ここが...」


花子が身震いする。


扉の向こうから、圧倒的な魔力が感じられる。


『来たか、料理人よ』


魔王の声が扉越しに聞こえる。


『勇者パーティとやら、すべて一緒に来るがよい』


「みんなで一緒に行こう」


花子が仲間たちを見回す。


「最後の戦いや」


「はい、みんなで力を合わせましょう」


ユウキが聖剣を構える。


「どんな強敵でも、みんなで戦えば必ず勝てます」


『そうだ。すべてまとめて相手をしてやろう』


魔王の声が響く。


『一人ずつ倒すより、一度に片づけた方が効率的だ』


「花子さん、気をつけて」


仲間たちがそれぞれ準備を整える。


「みんなで必ず勝って帰りましょう」


「うん、約束する」


花子が愛庖絆刃を握りしめる。


「おばあちゃん、力を貸して」


包丁が温かく光る。


きっと、おばあちゃんも見守ってくれているだろう。


四天王との連戦を制した花子たち。


しかし、真の戦いはこれからだった。


魔王の間の扉の前で、全員が決意を固めている。


「行くで、みんな」


花子が扉に手をかける。


「最後まで、一緒やで」


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