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戦利品をゲットだぜ




強制ログアウトの後、私は全身にかかる激痛で飛び起きる。

刺し貫かれるような、痛みを飛び越えてもはや熱い。

まあとにかく我慢できないレベルの痛みだった。


「痛ったぁ!?」


激痛によって私は思わず絶叫を上げる。

リアルの痛みだったらここ最近で一番かもね!

警告による強制ログアウトは済んだし、もう一回だけログインしよう。

報酬も見たいし、何よりツクヨミに会いたい。


飛び起きた体をベッドに叩きつけ、ヘッドギアを装着する。

機械的なファンの音と共に私の意識は落ちていった。
























もう一度目を覚ますと、見覚えのある宿屋の天井。

チッ、あのセリフが言いたかったのに。


ちょっとした愚痴を吐きながら、体をゆっくりと動かして横を見る。

そこには大きな黒豹が一匹。穏やかに寝息を立てながら丸まっていた。

戦闘時にはカッコいいのに普段は可愛いとか、この子最強でしょ!


「ボス戦の報酬を見ようかな!」


意気揚々と私はUIを開きながらポチポチとメール画面を開く。

エグい量の勧誘を無視し、お目当ての運営からのメッセージを眺める。


【死を拒む聖獣】ヴァルラプスの討伐報酬はいっぱいあった。

まずは基礎報酬。

大体は制作アイテム系だね。

中でも目を引くのが3つもあった。


△△△△△△△

【死壊の宝玉】

推奨レベル 無し

魔力密度 極高

属性 『神聖』

効果 リアル時間で1日に一回のみ、死亡を無効化する。

説明 彼の決意が込められた宝具。眠りを退け、目覚めをもたらす力を持つ。

心せよ、死はいつもすぐそばで笑っていると。

△△△△△△△

自己蘇生アイテム来た!!コレは素晴らしい。

みんな大好きでしょ、強いし。

△△△△△△△

【反逆の魂鎖】

推奨レベル 8

魔力密度 中

属性 『死霊』

効果 無し

説明 魂を縛り付ける鎖。彼は死を拒み、幻影となりえども主を守っていた。

これを使えば上質な武具ができるだろう

△△△△△△△

ほうほう、この素材は武器に使えそうだ。後で試してみるとしよう。

△△△△△△△

【望まれぬ紫炎】

推奨レベル 8

魔力密度 低

属性 【火】、【死霊】

効果 無し

説明 彼の怨嗟が収束した紫色の焔。

主がいなくとも燃え盛る姿は彼の恨みの強さを体現している

△△△△△△△


これは錬金術の素材っぽいね。

他にもヴァルラプスくんに関係する素材が結構あった。

殆どが装備に使う予定。まぁ、私紙耐久だし防具も欲しいからね。

次が特別報酬。ヴァルラプスを真に討伐したプレイヤーのみに与えられるらしい。

3つあるんだけどその効果はどれも破格だよ。


△△△△△△△

【ヴァルラプスの魂】

推奨レベル 無し

魔力密度 測定不可

属性 【生命】、【陽光】

効果 アイテム使用時、ヴァルラプスをテイムモンスターとして永久召喚する。

説明 彼の魂は救われていた。汚れなき、死を拒まぬ聖獣として。

自らを救った英傑を今一度守護せんと彼は吠える。

二度と大切なものを失わぬように。

△△△△△△△


愛してる!!運営は神様ですか!?

テイムモンスターって書かれているからには弱体化はしてあるんだろうけど、それでもあの子ともう一度会えるのは神すぎるよ!!

げふん、落ち着こう。後2つもあるんだから。


△△△△△△△

【死従の円環】

推奨レベル 無し

魔力密度 極高

属性 【死霊】

レベル 0/0

耐久値 ∞

性能 HP+40 MP+200

スキル 『死霊の従属LvMax』

注意! この装備を着用すると【深淵】、【雷】属性への耐性が低下します(超極大)

この装備を着用すると【生命】、【神聖】、【死霊】、【陽光】、【月光】属性への耐性を獲得します(極大)

△△△△△△△


いい装備だね!アクセサリー枠みたいだからどこでもつけれるし。

コレはもう装備しておこう。後で使うと思うから。

でも雷弱点は割と辛いね、必要に応じて使い分けるのがいいかな。

次でラストだ。


△△△△△△△

魔術書【黒炎】

推奨レベル 1

魔力密度 高

属性 【炎】、【闇】

効果 使用すると魔術【黒炎】を習得する。

説明 聖獣ヴァルラプスが使用する【虹炎の魔術】の一つ。

最もおぞましく、忌むべき炎。だが彼はそれを愛して祈り続けていた。

△△△△△△△


魔術習得アイテム!?

こんなにホイホイと魔術手に入れてええんか!?

たしかに他のクランのプレイヤーも魔術を習得し始めてるって聞いているけど。

とりあえず使おうか。


「使用っと。」


アイテムの使用ボタンをクリックすると、私のステータス画面にある魔術欄に【黒炎】が追加されていた。

後でモンスターの乱獲用に使おうかな。


一通りの確認をした後、私は昼食を作るためにログアウトをした。

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