アイテム作成
「作りはじめますか!」
意気込んでアイテムボックスを開いたのはいいけど、何から作ろう?
とりあえずは武器を作ろうかな。
レイピアホークの嘴と、ファングウルフの牙と爪を取り出して加工用のアイテムで剣身に加工する。
剣身はなるべく薄く、軽くするようにイメージして加工した。
剣として運用するために作っているので、見た目はしっかり剣だ。
サーベルに近いかな、分類としては。
片刃の直剣だから取り回しやすいからね。お気に入りだよ。
柄は素材屋で買ってきた『丈夫な枝』を短くして取り付けた。
なるべく軽くしたので、結構振り回しやすいね。
ナックルガードはホーンラビットの角を曲げて付けたよ。
あとは魔力を込めるのみ。
『言霊支配』を発動して、『厄災の根源』から魔力を抽出する。
『厄災の根源』から取り出した魔力で作った武器は、どんなのになるんだろうか。
集中して詠唱を組み上げる。
「『汝は別つもの。我はその執行者。空さえも別つ汝が魂に祝福あれ』」
魔力が大量に吸い込まれ、厄災の力が剣に宿る。
灰色の魔力がまとわりつき、霧となってその周囲を覆う。
「WOW、まさかの事態。MP690も持っていきやがりましたね。」
:コメント:
:マジか。アイテム作成がここまでの集中とイメージが必要だとは
:ミストちゃんが剣身を加工してる時、魔力みたいなのが集まってたからね
:もう3時間もたってるし。
「え!?そんなに集中してました?私。」
時計を見ると、確かに3時間も経過していた。
リアル時間では今は午前2時じゃん!?丑三つ時だわ!寝れないよ!
「まぁ気を取り直して、剣の方は?できてるわ」
再び見たときにはもう霧は晴れていて、その姿があらわになっていた。
全体的に黒を基調としたカラーリングで、ナックルガードには黒い桜の紋章が刻まれていた。
美しく、そして危険な雰囲気を漂わせているヤバそうな剣に仕上がっている。
「『解析鑑定』!――――――――――――――ぬぅ!?」
『解析鑑定』を発動した瞬間、私にデバフが大量にかけられた。
このゲームではデバフもバフも【状態異常】判定となり、自身の【蓄積値】がステータスに表示されるようになる。毒の場合は【毒Lv1(10)】となる。状態異常にもレベルが存在し、レベルで効果が変わる。
カッコの中にある10の部分が蓄積値だよ。蓄積値の減り方は状態異常によって違うけど毒の場合は1秒に1ポイントずつ減少していくよ。相手の耐性とかだともっと早く減ったりするけど。
そんな訳で私に入ったのは【防御力低下Lv1(100)】【敏捷力低下Lv1(100)】【視力低下Lv1(100)】の3つ。結構重いデバフだね、体が動かしにくいし目も少く見えなくなっている。
鑑定自体はできたみたいだから見てみよう。
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【厄災剣・煌桜】
推奨 Lv17以上
魔力密度 高
属性 無し
レベル 1/20
耐久値 160/160
性能 STR +150
スキル 『破壊成長Lv--』『煌桜の舞Lv1』『形状変化Lv8』『属性付与【深淵】Lv7』
魔術 『桜秘奥・満開』『桜秘奥・刃桜』
説明 厄災の力を宿した魔剣。再誕の力を宿しており、厄災を受けたものに再誕の祝福を授ける。
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厄ネタだな!この鑑定結果は公表しないでおこう!後ろが怖い。
あと魔術持ってるし、こいつやべーよ。
とにかく。私も今あるすべてを使って魔術を手に入れてやる。
自分を守れるようになったら公表しようかな。
次は魔術づくりかな
キリ悪いかもしれないです




