第27話 ダンジョン調査①
私達がダンジョンに着くと、私達より先に着いていたっぽい、いかにもゲームの主人公といった格好をした青年と、多分そのパーティメンバーだと思う、魔法使いっぽい格好をした女の子と、大きな盾を背負った大柄な男性が近づいてきた。...なんかゲームでよくある勇者パーティみたいだな。
「今日はよろしくお願いします。俺はクノラって言います。こっちの魔法使いがアリスで、こっちのタンクがガランです」
「ええ、こちらこそ今日からよろしくね。私はリーナ。それで、こっちの子がモミジ。それと...」
「リーナさん、どうかしたんですか?」
「いや、もう一人うちの方から来る予定なんだけど、まだ来てないっぽいのよね」
もう一人、って言うとさっき言っていたルーカスさんのことかな。確かに、ここには私達とクノラさん達以外に人はいないし。
「どうせあいつのことだから、寝坊したとかなんでしょうけど」
リーナさんがため息混じりにそういった。あいつ、っていうってことはリーナさんとルーカスさんって知り合いなのかな。
「すまん、すまん、ちょっと遅れちった」
声のした方を振り返ると、どこかで見覚えのある顔の人が走って来ていた。えーーと、後少しで思い出せそうなんだけどな。
「はぁ、遅いわよ、ルーカス」
「すまんって、ちょっと寝坊しちまってな」
「まあ、あんたのことだからそんなことだろうと思ってたけどさ。ほら、自己紹介しな」
「ああ、そういえばまだだったな。俺はルーカス。今日から少しの間だけどよろしくな」
「俺はクノラって言います!よろしくお願いします、ルーカスさん!」
あ、そういえばルーカスさんと私、宿屋で一回会ったことある。何で忘れてたんだろう。っていうか何かクノラさんのテンション高くない?確かルーカスさんAランクっていってたと思うし、そのせいかな。
「ん?そういえば、そこの嬢ちゃん、宿屋で確か一回会ったこと会ったよな」
「はい、私が初めて宿屋にいった時に」
「だよな!あれから調子はどうだ?」
「まあ、色々ありましたけど、何とかやっていけてます」
「そうか、なら良かったな!」
「もう全員の自己紹介も終わったし、そろそろ調査の方にいきましょう?」
「おう、そうだな」
「それじゃ、ルーカスとクノラくんとガランさんが前で、私とモミジちゃんとアリスちゃんが後ろでいい?」
「ああ、それじゃ、出発するか!」
私達はいよいよダンジョンの中へと入っていった。
ダンジョン調査(メンバー集まっただけ)




