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転生少女の異世界譚  作者: げんきまる
第3章 初めてのパートナー、初めてのダンジョン
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第17話 新たな出会い

PV2000達成ありがとうございます!

 あの日から1ヶ月が経った。私のランクも無事(?)Bランクに上がり、また魔物を狩るいつもの生活をしていた。今はギルドで丁度良い依頼を探している。

 ブルーオークの討伐、か。ブルーオークは確か水属性が使えるオークだったはず。火属性との相性も良いし、今日はこれにしようかな。

 早速受付に依頼書とギルドカードを出して、依頼受注の手続きをしてもらう。早く終わったら久々にアクセサリーでも見てから帰ろうかな。


「手続き終わりましたよー」


「あ、ありがとうございます」


「それじゃ、今日も頑張って来てくださいね」


「はーい」


 簡単な会話をしてから、ギルドを出て森の方へと向かう。

 森に入って10分程経って、早速1匹の獲物を見つける。このまま不意打ちしても良いのだが、一応巣に帰る様子がないか見ておく。


 うん。巣は無さそうだな。それじゃ、やりますか。そのまま火属性魔法を狙い撃ちし、一発で倒す。私はその死体の近くに行き、死体を燃やす。何で燃やすかというと、魔物の体内にある魔石を取るためだ。魔石は、魔物を倒したかどうか判断するために持っていかないと行けない。魔石は燃えないので、私は火で魔石以外を燃やして取っているが、魔法が使えない人だと、死体を掻き分けて探す人もいるらしい。私はそんなことしたくないけど。確か依頼は10匹だったかな。後9匹か。まあ、直ぐ見つかるでしょ。

 太陽が頂点に上る頃、私は能力で創った袋の中の魔石を数えていた。10、11、12個か。2個多かったけど、魔石は売れるし、特に問題は無い。早くギルドに戻って何か食べよ。お腹すいたし。


「ブルーオークの討伐依頼、達成ですね。こちら、報酬金と魔石の買い取り金です」


 2つ合わせて銀貨20枚か。Bランクになってから結構収入も増えてきたな。とりあえず今日はこれで買い物するかー。

 私はお金をちゃんと仕舞ってから、ギルドの近くにある飲食店に足を運ぶ。ここには結構な回数来ているので、いつも頼んでいるものを頼んで席に座る。昼食も食べ終わり、今日行こうと思っていたアクセサリー店に向かっている途中、一瞬だけ、路地裏の方へ歩いていく女の子の姿が見えた。何か嫌な予感がする。私はその子が入っていった路地裏へ入っていった。

 隠れながら進んでいくと、そこには案の定、というか女の子とヤクザっぽい男がいた。


「こ、これでいいんですよね…」


「これは駄目だな。傷が着きすぎている。これじゃあ銀貨3枚位だな」


 男は下卑た笑いを浮かべながら話していた。


「そ、そんな…金貨で買い取るって言ってたじゃないですか…」


「それは最高の状態だった時の話だ。とにかく、こんな価値しか無いやつじゃあ借金は返せねぇよなあ?まあ、体を使うってんなら話は変わるがよ」


 私は男の話を聞いた瞬間、

『創造:巨大岩石』

 男の頭上に岩を創り、脳天めがけて落とした。岩は命中し、男は泡を吹いて倒れた。女の子の方は突然現れた岩と私に困惑している様子だった。


「話の途中だったのにごめんね。ついやっちゃった」


「い、いえ、謝らなくていいです。こっちの方こそありがとうございました」


「それで、何でこんな奴と?」



「…父の借金です。そのせいで、母も連れていかれて…」


「…そっか、ごめんね。こんな事聞いて」


「いえ、気にしないで下さい」


「分かった。それで、この魔物の素材は?」


「それは、私が昨日倒した魔物の素材です」


「じゃあ、それ私が買うよ。いくらがいい?」


「え?良いんですか?」


「うん。大丈夫だよ」


 お金なら、この前倒したオークキングでたくさん入ってきてるし。


「そ、それじゃあ、金貨10枚分…とかは」


「金貨10枚ね。はい、これ」


「ほ、本当に良いんですか…?」


「うん。あ、あとさ、さっき自分で魔物を倒したって言ってたじゃん?」


「は、はい」


「良かったら、冒険者にならない?」


「冒険者…ですか?」


「うん。私もこう見えて冒険者だし」


「そうだったんですね」


「それで、どうする?冒険者になる?ならない?」


「なって…みたいです」


「じゃあ、早速ギルドに行こっか」


 私はその子の手を引いて、ギルドに向かった。

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