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転生少女の異世界譚  作者: げんきまる
第2章 護りたいもの
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第16話 面会

遅れてすみません!!色々やってたらこんな時間になってしまいました!!

「おい、迎えが来たぞ」


 私はそのグランさんの声で目が覚める。どうやら、いつの間にか寝ていたようだった。


「ふう、やっと起きたな。さっきも言ったが、もう玄関の方に迎えの使者が来ている。俺も本当はいく予定だったんだがな、急用が入ってしまってな。悪いが、1人で行ってくれ」


 私はベッドから降り、髪を軽く整えてから玄関へ向かった。


「貴女がモミジ様ですね。早速ですが、レワール様の待つ館の方へ案内しますので、我々に付いてきてください」


 玄関にいた3人の内、真ん中にいた男の人がそういい、他の人を連れて外へ出る。私も慌てて付いていった。

 レワール様がいる館へ向かっている途中、私は何を話されるかとか、何か無礼な行動をしないようにとか、そんなことばかり考えていた。


「モミジ様、難しい顔をされて、どうかされましたか?」


「あ、いや、何でもないです」


 自分でも気づかない内に顔に出てしまっていたらしい。


「なら良いのですが。それより、ここがレワール様が現在滞在していらっしゃる館の方です」


 私の前にあった建物は、豪邸だった。恐らく自分がこれ以降入ることが無い位、立派だった。


「それでは、モミジ様。こちらの方に」


 私が玄関に入り、スリッパに履き替えると、


「私としたことが、自己紹介を忘れていました。レワール様の執事をしております、テルンと申します。では、応接間の方にご案内します」


 そういい、彼は屋敷の奥へと進んでいく。私もそれに続いていった。


「それでは、こちらの方でお待ちください」


 私は通された部屋に置かれた2つのソファーの内、手前にあった方に腰掛ける。

 このソファー、何でできているんだろ。座り心地はめっちゃいいし、見た目も領主の財力を見せるには申し分ないし。ま、知ったところで私がそれを手に入れる事は無いんだろうけど。

 そんなことを考えていると、後ろにあったドアが開いた音がした。次に私の目に映ったのは、領主としての風格を漂わせた、30代位の男の人だった。この人が領主か。


「急に日程を変えてしまって申し訳なかった。私はレワール・アクリス。君も知っての通り、この街の領主だ」


「わ、私はモミジです。あの、な、何で私をお呼びになったんでしょうか」


 やばい。緊張で声が上手くでない。


「そうだね、一番の理由は、やっぱり君が全属性を扱える、というところかな。次点で今回のスタンピードについても聞きたい、ってところかな。それで、どう?全属性が使える、というのは?」


「…正直、まだ実感は沸かないです。未だに、これは全て夢なんじゃないのかとか、思う日もありますし」


「やっぱり、そうだろうね。自分も、領主になるとは分かっていても、いざなるときはとても緊張したし、君と同じようなことだって考えていたし。それじゃ、今回のスタンピードについてだけど、何か異変はあったかい?」


「異変、というか私自身、初めて遭遇したのでなんとも言えませんが、ただ、魔物が強くなっているはずなのに、倒した時の感触がいつもより弱い、というのは感じました。あと、ここ辺りだと絶対に出現しないはずのオークキングも出てきましたし」


「!?オークキング、だと…。今、その個体は?」


「私が全力を出してなんとか倒せましたけど…」


「な!?1人でか!?」


「は、はい…」


「流石全属性使い、といったところなのか…?そう言えば今のギルドランクは?」


「Dランク、です」


「では、私からBランクに上げるよう後で指示しておく。明日にもギルドに行けば上げれると思うぞ」


 え?え!?ちょっ、え!?Cランク飛ばしてBランク!?いきなり上げられても困るけど、領主相手じゃ何も言えないし…


「それじゃ、今日はこのくらいにしようか。君もここ数日でかなり疲れただろう。早く帰ってしっかりと休んでくれ」


 その言葉で私とレワール様の面会は終わった。もう今日はめっちゃ疲れた。急いで避難所に帰ろう。

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