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2026/05/04

 久方振りにWEB小説にドはまりした。ここ一か月、職を失って極めて怠惰な生活を過ごす中で唯一といってもいい希望のような存在だった。昨年末から喫煙する頻度も増えて、睡眠時間も無為に増えて、人生に対する生きる意味そのものが消え失せた中で、心を動かしてくれた。


 文章、行間、台詞から得られる情報を取り込んで自分の中で再構築することがこれまではどうしようもなく苦しかったのに、今となっては一文一文を読みこんでいく時間が妙に愛おしくて、表現の一つ一つに一喜一憂して、読み終わった後の感情でぐちゃぐちゃになって、また次の物語を探す。


 生きることに絶望してただ凪を見つめるだけの生活が崩壊して、甘酸っぱくて、苦くて、どんよりと暗くて、華やかで、そんな物語を読み耽るようになった。


 感情がぐらぐら揺れ動かされて、登場人物に自分を投影して、どこまでも没入していく感覚。


 ここ数年間久しく体感できなかっただけに、訳もなく心がはしゃいでしまっていて、だからこそこうしてまた筆を拾い上げられたのかもしれない。


 また物語を書き上げてみたい欲が強いうちに、一つくらいは形にしたいと思った。

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