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誰もいない教室。  作者: 小鹿
壱の巻
5/11

4時間目

「焔樹」教室の窓から見える、炎の花が咲く美しい樹。いつからそこに居るのか私は知らない。ただ、いつまでも燃え続けることだけを知っている。


今日は、そんな炎に纏わる偽りの話。


─────


「火のないところに煙は立たない。」まさにその通り、その通りだ。真偽の分からぬ話でも、煙は静かに立ち上る。自らを大きく見せる為に、その為だけに、今日も虚像の火を自らに灯す。


『理想の灯火。』


─────


理想の自分に憧れて、ただ噂だけが独り歩き。その真偽を問わずとも、偽りの姿だけが膨らんでいく。


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