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4歩目。『ノープラン一行(仮)』は誰でもウェルカムだ!

「で、お前のこと名前しか知らないんだけど」


ここはこんな物語の定番スポット森の中である


今朝宿で起きたノープラン一行(仮)は早々に町を出発した

昨日の不良に因縁をつけられたら面倒だからだ

とりあえずは次の町に行こうと森の中に入った訳だが……


何のことはない。飽きたのである。


いくら森の中の植物たちが神秘的なハーモニーを奏でていたとしても知識がなければ全く分からず。

また、あっても歩きながら堪能する様な余裕があるわけでもない


暇を最初にもてあましたファイアがウインドに聞いたのである


そもそも今まで名前以外の自己紹介をなぜしなかったのか。という突っ込みは一切受け付けない


「とりあえずオレから!名前はファイア名前通りに炎使いだ!たぶん世界最強!!」

「ノーコンだけどね」

「えっ?ノーコンって危ないんじゃ……」

「何がノーコンだ!オレは全て天性の勘でカバーする!」

「勘…ですか…」

(勘でノーコンが補えるのか?)


少し不安になったウインドにバブルは容赦なく不安要素を追加する


「ファイアって運悪いけどね」

(それって駄目じゃん…)


ウインドの心の声に全く耳を傾けずファイアは自己紹介をウインドに求める

断るのは変なので口を開く


「名前はウインド。ファイアさんと同じように風を使います。武器はナイフです」

「ナイフか…。ちょっと見せてくれる?」


バブルに言われナイフを渡す

受け取ったナイフを見てウインドに返す


「結構いいの使ってるね。結構高かったでしょ?」

「はい、高かったですけど…なんで分かるんですか?」

「ウインド。こいつの脳内にはオレ達には分からないことがたくさん詰まってるんだよ、気にしたら負けだ」

「それはファイアが理解できる頭を持ってないのが原因だよ。ところでなんか目的とかある?なんかあったら付き合うけど」

「……実は僕には姉がいるんですよ。いろいろ事情があって離れ離れになったんですけど、できれば会いたいなっておもっ「ああ!つまりお前はシスコ「黙れよファイア♪」


一言言ってファイアを殴るバブル。

(心遣いはありがたいけど……怖い)

そうウインドが思うのも無理はない

なぜならバブルが笑顔だったから。そりゃもう満面の笑みだったから

できるだけ哀れなファイアを見ないようにしながらたった今発覚した事実を告げる


「会いたいなって思ってたんですけどここにいました。

で、ピンチみたいです」


ウインドの姉キュアは真っ黒マントの奴に捕まってぐったりしていた


「みたいだね。よかったじゃない、お姉さんに会えて」

「よかったな。ウインド!これでまた俺たちは目的がなくなった」

「突っ込みどころはそこじゃない!あなたたちは本当は」

「馬鹿」

「そうですよ!分かっててなんで直さない!って…え?」


ウインドは驚いたなぜなら「馬鹿」と言ったのは真っ黒マントだったからだ

真っ黒マントは続けて


「不幸」

「ドS」

「馬鹿」


と一人ひとりを指差して言った

順番は言わなくても分かるだろうがウインド、バブル、ファイアである


「確かにあたってるけど……ファイアは馬鹿なだけじゃなく単純だよ」

「突っ込むところ違う!!」

「バブルてめぇさり気にひどいな…」


やり取りを聞いて真っ黒マントは少し考えた後


「いい人?」


と聞いてきた

あわてて(うなず)く三人

真っ黒マントはキュアを指差し、次にウインドを指差し


「姉弟?」


もう一度頷くウインド


真っ黒マントは納得したと言うようにぽんと手を打つと


「シスコン?」

「ちげぇええ!!何でどいつもこいつもシスコンっていうんだよ!!」

「返す」

「え?」

「姉弟大切。一緒にいるべき」

「あ…ありがとう」

「じゃあ」


一言いって立ち去る黒マントをファイアが止める


「まてよ!!お前一緒に来る気はないか?」

「旅に?」

「うん、この馬鹿とか正直ウザイと思うけど」

「目的は?」

「ない!」

「それって大きな声で言うことですか…。姉貴を連れてきてくれた礼もしたい。一緒に来てくれないか?」

「いいの?」

「おう!この『ノープラン一行(仮)』は誰でもウェルカムだ!」

「そのダサいネーミング変えませんか?ちょっとキツイ」

「で、どうする?来るならどうぞ」

「一緒に行く」

「よし!決まった!お前の姉貴も起きたみたいだし、自己紹介を頼む」


ウインドの腕から起きたキュアは少し驚いた顔をしながら自己紹介した


「えっと…キュアです。白魔法が少し使えます。医学の知識も少し」

「サンダー。雷を使う。これも。」


そう言って見せたのは自分の身長ほどある大剣を見せた


「へぇ、結構戦力になりそうだね」

「そんなことよりチーム名だ!ノープラン一行(仮)はオレ的にいいと思う!」

「「「「却下」」」」


会ったばかりなのにノープラン一行(仮)はいやだという点で意見が一致した四人


「ファイアバブルウインドサンダーアンドキュアなんてどう?」

「長いし、芸がない。」


作者は、ちょっとへこんだ


「頭文字とってフバウサキなんてどうですか?」

「安易すぎ」


作者は、とってもへこんだ


「森羅万象」


「「「「それもらった!!」」」」


それが一番安易ではないかと突っ込んだら負けである。


なんだかんだでチーム名の決まった森羅万象は次の町に向かうのだった。

☆フバウサキ登場人物紹介☆

作「やってきましたこのコーナー!!待たせてゴメンなさい!」

バ「誰も待ってないから大丈夫♪それよりそのテンションやめたほうがいいよ。暑苦しい」

ウ「確かに痛いですね、実生活でも友達にキャラが定まってないって言われてるのに」

作「う…。第一回はファイアくんです!」


容姿 赤い短髪 目は茶色

性格 単純 馬鹿 猪突猛進


バ「ずいぶん短いね。分かりやすいけど」

作「まあね」

ウ「どうせ決めてないとか。質問をしてもらってついでに感想ももらいたいとかでしょう?」

作「う…(図星)」

バ「そもそもこのあとがきだって登場人物が出てくるのにあこがれてたからだもんね」

作「と、言うわけで。読んでくださりありがとうございます!」

ウ「無理やりまとめてるし…」

バ「できればこの作品の評価等を送ってやってください。作者がウザイテンションで返信します」

作「ちょっとウザイってひど…」

バ・ウ「それでは今回はこれにて。さようなら〜」

作「あ、えっと来週の水曜日にお会いしましょう!」

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