不思議な声(2)
―――君、その交通事故で死んだんだよ?―――
……え?
そ、そんな……バカな!! そんな訳ない!! ちゃんと意識があるじゃないか!
―――うん。そうだよ。意識があるんだ。それって、おかしいことでしょう?―――
そんな……そんなことは無い!!
―――いい加減、現実を受け入れなよ。君は、あの交通事故で死んだんだよ。―――
嘘だ! じゃあ、何で俺の意識があるんだ!!
―――それは、ラノベが好きな君ならもう察しがついてるんじゃないのかい?―――
ま、まさか……そんな事が本当に起こるわけがない!!
――― ネチネチネチネチ聞き分けの無いことばかり言ってんじゃない! 君は、死んで、これから異世界転生する現実を、いい加減、受け入れたらどうなんだ!!―――
はい! ごめんなさい!! 受け入れます!!
―――うん。分かればよろしい。それじゃあ、今から、君が生まれる世界について説明しよう!―――
あ、はい。お願いします。
え? ちょっと待って。生まれる?
―――うん。生まれる。―――
…………WHAT!?
今回は短め、かな?
切りがいいのでここまでにします。
本音は、英検の勉強忙しいです。ごめんなさい。