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TS女子が「頬へのキスでレベルアップが出来る姫」になりました  作者: イヌスキ
悪者共から姫を救え!(悪者ではありません友人です)
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十九話

 パズルの次は巨大な鉄球が襲ってくる通路だった。


 竜神の身長より大きい鉄球が、押しつぶさんばかりの速度で転がっている。

「うわああ!? なんだこれ!? こんなの絶対進めませんよ!」

「なんか書いてる――――お、おいこれ、受け止めないと駄目みたいだぞ!」

「竜神、頼む」

「おう」


 ドォオオオオン!!


 鉄球を竜神が押さえてる間に全員が先へ進み、浅見と達樹が竜神の腕を力いっぱい引っ張って鉄球から安全に退避させる。



 その先には人型で小太りの鳥のモンスターが待ち構えていた。

 戦闘になるかと身構えたのだがその様子は無い。

「ここは私の部屋なんだ。そうだなー」

 鳥のモンスターが羽根のような指で百合、美穂子、未来を指差す。誰にしようか迷うように指を左右に動かしてから、未来の上で止めた。

「その子がキスをしてくれれば通してやってもいいなー」


 ざしゅ!


「百合いいい!? こ、殺してどうすんだよぉ!?」

 問答無用でモンスターを切り殺した百合に未来が叫ぶ。

「こういうセクハライベントは大抵殺せば通れるようになるだろう?」

「聞いたことねえよそんな乱暴な解決方法!!!」

「あ、でも開いたみたいだよ」

「えっ?」


 次々に起こるイベントを時に知力で時に力技で乗り越え、六人はとうとう、

「よっしゃ、最上階!!」

 塔の最上階――空が見渡せる屋上まで登り詰めた。


 空から巨大な鷹が降ってきて、『大鷹が現れた!』と機械音声が戦闘を告げる。


「まともなボス戦! 嬉しいっスねえ」

 いままでプレイヤーとの戦闘ばかりしかしてこなかったから、ボス戦が非常に新鮮だ。


「『姫の涙』」

 未来は敵全体の攻撃力を下げる魔法を使って、屋根のある場所まで退避する。美穂子もまた味方へと補助魔法を掛ける。


 最前線では竜神が剣で、達樹がダガーで、百合が銃と剣を切り替えつつ戦う。

 浅見は屋根の下に退避した美穂子と未来の前に盾を構え、鷹が空高く舞い上がり、剣での攻撃が届かなくなるタイミングで魔法を連射させる。

 もし勝てないようであれば、祝福のキスを使おうと未来は戦況を伺っていたのだが順調に鷹のHPは減って行った。


 鷹が降り立ち、塔を震わすぐらいの雄叫びを上げる。

「うわ……!?」

 風圧さえ感じる声量に、未来と美穂子は耳を塞いで座りこんでしまう。

「――うるせえんだよ!」

 達樹が魔法、ダガーの雨を繰り出した。数百本ものダガーが空から降り注ぎ、鷹の体を貫いた。


 金色の、瞳孔が縦長になった瞳が達樹を見下ろす。

 と同時に鷹は巨大な翼を大きく広げ、黒いタールのような物体になって溶けていった。


「うわ、なんだこれ!?」


 後退して避けようとするものの、タールは達樹の体の周りを回って黒く弾け飛んだ。

「達樹、大丈夫か?」

「はい……。なんともないみたいなんですけど……」

 自分の体を見下ろして、あちこち確認しながら達樹は百合に答える。


 パパラパーパラーパララーパパパー。

 通常戦闘とは少し違うファンファーレが流れた。

『花沢一向は一万ゴールドを手に入れた! 鷹の剣と鷹の盾を手に入れた!』

「鷹の剣か……」

 手に入れたアイテムは百合と浅見の両方が装備できたのだが、PK戦で大量のアイテムと金銭を手に入れていたので現在の装備の方が強いと言ういささか締まらない結末になってしまった。宝箱に眠っていた鎧もまた、弱くて使うあてがない。すぐさま売却行きだ。


 登ってきた塔を今度は降りていく。行きとは違い、帰りはトラップも発動しておらずスムーズに降りていたのだが、塔の中腹頃、達樹が膝を付いた。


「いてえ……いてぇ、いってえ……!」

「達樹君!?」

「どうした」


「体中が、滅茶苦茶痛ェです……!」


 竜神が座りこんだ達樹のブレスに触れてステータスを確認する。バッドステータス『大鷹の呪い』だ。最後のタールのような物体は呪いだったようだ。

 達樹の頭上にダメージウインドウとHPバーが出現して、一気にマイナス30ポイント減る。


「達樹!」


 未来が達樹の首に腕を回して抱きついた。

 いい匂いと触り心地のいい柔らかな体に抱き締められ、達樹が呆然と固まった。


「えっ――――と??」

 なんだか良くわからないけど、これ幸いと達樹は未来を抱き締める。

「やめろ! あんまりくっつくんじゃねえ!」

「いや無理っス」

「とにかく、説明しろ未来」

 百合が未来の頭に軽い拳骨を落とした。


「『姫の抱擁』だ。俺が抱き付いてれば、呪いやバッドステータスを跳ね返すことができるんだ」

「あ、そういうことなんですかー。なーんだ。実はおれのこと好きだったのかって期待しちゃったじゃないですかー」

「それだけはねえから安心してろ」

「ひでぇ。すげー楽になったっす。やっぱ先輩体ほっそ、胸でけー。う、やべ、たつ」

「やめろ!」


 軽口を叩きながらも、達樹は未来を抱え上げ歩き始める。苦痛が嘘だったみたいに体が楽になっていた。

 健康って素晴らしいモンだったんだなーとあらためて思い知りつつ歩いていたのだが――――。

「あれ? 先輩、なんか震えてません?」

 腕の中の未来が小刻みに震えているのに気が付いて、足を止めた。



「……あぁ……お、おれ、ちょっと駄目なんだ。怖くて」


「なんで!? なんでコエーの!? おれ達ずっと一緒にいるじゃねーっすか! おれのこと、信用してくれてねーんスか!? さっき怒ったからっスかすんませ――――」

「――! そうじゃねえ! 竜神以外は全部駄目みたいなんだ。女の子も。お前だけじゃねーよ」


 至近距離で大声を出されて、未来の体が益々震える。

 ふ。首筋で漏れた吐息に涙が滲んでるのがわかって。達樹は腕から力を抜いて未来を下ろした。


「未来先輩、もういいっスよ……」

「達樹?」

「先輩に無理強いなんてできねもん……ぐぅ……! いってぇ……! り、竜神先輩背中貸してください、おれ駄目、歩けねぇっス!」

「あぁ」


 未来は達樹から一歩下がった。竜神が達樹を背負う。

 塔を抜けるより早く、竜神の背中でかくんと達樹が重たくなった。昏倒していた。HPが100を切ったのだ。

「達樹君」

 美穂子が杖を構えるが、竜神が押しとどめた。

「このまま昏倒状態にしておこう。達樹もそっちのほうが楽だろうしな。浅見、こいつのHPがやばくなったら薬草使ってくれ」

「了解」

 南星高校の連中のお陰で、薬草だけは腐るほどある。30ポイントしか回復しない屑アイテムだが、こういう場合にはとても役に立つ。達樹の額に浮いた汗を美穂子が袖で拭う。

「疲れたら僕が背負うから」

 浅見の言葉に、竜神は短く「おう」と答えた。



 様子を見守っていた百合は唇の端だけで微笑んだ。

(しかし……達樹のこと、少し見直したな)

 わがままでバカなガキだとしか思ってなかったけど、今回のゲームで色々な面が見れた気がする。


 百合でさえ、宿のベッドの中、柔らかく暖かく安心する未来の体から手が離せなかったというのに、怖がってるのを知って引くなんて。

「浅見だったらまだ耐えられたかもしれないけどなぁ。達樹のバカには襲われかかったことがあるからなー」

 未来がぽつりと呟いた。

「え」

「初めて女になって会った時にちょっといろいろあって。あいつ、女に対して上からなところあるから」


「そうか」


 しゃら、と音を立てて百合が剣を引き抜いた。

 真っ直ぐに剣を構え、達樹に向かって突っ込んでいく。

「うわああ!? ゆ、百合さんん!?」

 浅見が盾を構えて百合の剣を防いだ。金属のぶつかる音が通路に木霊する。

「邪魔するな浅見。少し刺すだけだから。先っぽだけだから」

「少しって勢いじゃなかったよ! 間違えなく竜神君まで貫くよ! 少し刺すだけでも今の達樹君死んじゃうから!」

「お前も女の敵か? 浅見」

「なんの話かさっぱりわからないんだけど……」


「ちょ――! 達樹のHPが残り3じゃねーか!」

 慌てて未来が浅見の手の中にある薬草のウインドウを表示させて達樹に使う。

 モンスターも出てこないし、トラップも発動しないのに危うく死者を出しそうになりながらも、どうにかチーム花沢は最初のダンジョンを抜けていくのだった。






 丁度その頃、『リアの街』の上空に、大きな光の玉が尾を引いて接近していた。


 光の玉は街の上空にたどり着くとゆっくりと降りてきて、地面一メートルほどの高さでキラキラとエフェクトを飛ばして弾けて消えた。

 中から出てきたのは、顔こそ出しているものの、頭にも鉄の兜を装着した重装備の六人の騎士だった。


 纏っているのは同じ形をした、色違いのプレートアーマーだ。

 鉄のきらめきを持つ灰、光さえ反射を拒むような黒、淡く煌く白、血で染めたような赤、深海のように底知れない紺、揺るがない大地のような暗褐色。


 高校生チームの中で最強ともいえる平均レベル70を越す、チームテンプルナイト――男が四人、女二人の騎士ばかりのパーティーだ。

 防具は同じだが、それぞれ腰にさす武器は違う。幅広の両手剣から槍まで様々だ。


 空中に浮いていた六人だったが、突然重力が戻ってきたように地面に降りたった。白の鎧を纏った少女がよろけて尻餅を付く。


「ぎゃ、いたったた」

「またかよ三月(みつき)。いい加減に慣れろよなー」

「ご、ごめん」

 転んだ愛原 三月(あいはら みつき)は、赤の鎧を着た男子、伊川 一樹(いかわ いちき)に手を引かれ立ち上がる。

「無重力から急に引っ張られるのに慣れなくって」

 三月は小動物を連想させるような大きな瞳を細めた。未来程ではないが小柄で、十人中六人が「可愛い」と評価するだろう親しみやすい容貌をしている。


「姫のチームはどこに向かったんだ?」

 暗褐色の鎧を纏った、大柄な宇野 十夜(うの とおや)が聞いた。チームテンプルナイトは20人を越すギャラリーに囲まれていた。

「大鷹の塔です!」

 十夜の視線の先に居たそばかすの浮いた男子が手を上げる。


「ねー、誰かお姫様の映像持ってない? 顔見たいんだけど」

 紺の鎧の女性騎士、江川 二葉(えがわ ふたば)が呼びかけると、一歩前に出た者がいた。街の入り口で未来に声を掛けた、海原 翔太だ。


「俺達が持ってるよ」

 ブレスに触りウインドウを呼び出して操作する。


 音もなく、翔太の前に等身大の未来の映像が浮かび上がった。


 このゲームにはキャプチャ機能が備わっていた。平面の映像ではなく、立体映像で保存できる機能だ。

 翔太や結衣に向けてくれた笑顔。それを魁人がキャプに取ってくれていた。


 未来はこの世界で初めて会った少女二人に自分の格好をバカにされ、男言葉で反論してしまったことを心底後悔していた。


 この世界ではPKができるのに、PKしているプレイヤーなんて一人もいなかったからだ。右手が黒く染まっているプレイヤーなんて一人も見なかった。それも当然だろう。グラフィックの変更は出来ず、現実世界と同じ姿形をしているのだから、よっぽどの理由が無い限り他プレイヤーを殺すなんてありえない。


『アハハ、何そのかっこ。ちょう馬鹿みたい』

『わ、笑うなよ! 俺だって馬鹿みたいだと思ってるけど、初期装備なんだもんしかたねえだろ』


 そう、反論してしまったから、女プレイヤーに攻撃され、PKの印を竜神の体に刻ませてしまった。

 そのせいで異常に悪目立ちしてしまったのだと反省していた。


 だから、結衣と奈緒に装備品だと判っていると言って貰えて、酷く安心してしまった。

 迷子の子供が何時間も一人ぼっちだった果てに、やっと母親を見つけたような。

 捨てられて十日も二十日も同じ場所に座って飼い主を待ち続けた犬が、ようやく迎えに来てくれた飼い主を見たような。


 悲しいぐらいに安堵した、その瞬間の表情だった。


「うわ、ちょーかぁっわいいいい! なにこれお人形!?」


 三月が無邪気に飛びついて行く。

 黒の鎧の小野寺 七斗(おのでら ななと)も駆け寄るように近寄ってしまう。


「こ、こんな可愛い子が、あ、あんな、ま、まじで!?」


 このゲームに公式の掲示板はなかった。

 しかし、様々なサイトに情報交換できる掲示板が設置されていた。

 個人サイトも数えれば、数百にもなるだろう掲示板の中で、最も閲覧者が多く投稿数も多い掲示板が、今、チーム花沢と姫の話題で盛り上がっていた。


 最初の書き込みは『あの姫、いじめられてるんじゃない?』その程度のものだったのが、一気に過激になり、『バーサーカー』『シーフ』『勇者』は姫をやってるんじゃ、という書き込みから、やってるだろうな、という書き込みを経て、今では姫は三人にやられてるに決まってる。まで変化していた。おまけに、竜神、浅見、達樹の本名まで明かされている。


 数時間前の書き込みからは、とうとう、実際に姫に暴行をくわえているのを見たという女性まで現れた。

 しかも二人だ。この二人は友人同士で、掲示板上で自分達が見た事を少しずつ教えてくれている。

「男達が怖くて、止めることができなかった」そう罪悪感が滲んでくる二人の投稿ペースは、もどかしい程に遅かったが、だからこそ信憑性があった。


 そんな中、チーム花沢と同じ高校だという男子生徒からの書き込みもあった。竜神が姫を空き教室に連れ込んでるのを見たと。そこへ達樹と浅見も入って行ったと。

 続くようにまた同じ高校の生徒の投稿がある。花沢と茶髪の女が姫をパシリにしている。昼休みに学校外のコンビニまで買い物に行かせた挙句、金も払わないと。

 それから、「さっきゲームからログアウトしてきた」という男からの書き込みがあった。花沢が姫の顔を殴って泣かせていたと。


 チーム花沢の連中が姫を苛めているのを見たという書き込みに対して、証拠もないのに信じるのはおかしいとの指摘や、チーム花沢の連中と話したけど、女の子を苛める人とは思えなかった。との擁護も入ったけど、掲示板の流れは完全にチーム花沢に対する敵意ともいうべき書き込みで溢れていた。


 ここの掲示板は自作自演ができないように、端末ごとにランダムな英数字が当てられる。

 当然ながら、「見た」と報告してくる人物は全員別人だった。

 だからこそ、沢山の人が暴行の現場を見ているのだから、証拠がなくったって、書き込まれている目撃証言は事実だと高校生達は結論付けていた。


 ――――――だけど。


 この掲示板の「襲っているのを見た」という何人もの書き込みは全て、『大津恭平』一人によるものだった。

 恭平は仕事用、プライベート用と携帯を6つ使い分けていた。その携帯とパソコンを使い、あたかも複数の人間が書き込みをしているよう演じて見せていた。



 大津恭平は極普通のAV製作も手がけていたが、アンダーグラウンドの更に奥、今では摘発対象である18歳以下の学生を出演させた裏ビデオの製作もしている質の悪い個人業者だった。

 だからこそ学生の扱いには自信があった。

 ガキの心理なんて簡単に読めると思っていた。

 AV女優を紹介してやると言えば、大抵の子供が懐いて尻尾を振ってくる。


 そりゃ、危ない橋を渡るなんて考えたこともないような真面目な子供相手なら無理だが、達樹のようにニコニコと愛想を振りまいてくるバカガキは性に奔放で興味津々で、だが臆病で、少し脅せば動揺して自分の味方になるとたかをくくっていた。


『学校に噂、流されてもいいってのかぁ? お前等桜丘高校なんだろ』

 脅すほどドスを聞かせた声色ではなかったのだ。冗談っぽく、笑って言った。


 達樹は愛想笑いしながら「じ、冗談でしょ? あの人先輩の彼女ですから連れ出すなんて無理ですって、勘弁してくださいよ!」なんて言葉を返すと思っていた。

 そこから、冗談じゃないけど、女の子に危害をくわえるつもりもない。直接紹介してくれる必要は無い。ただ、二人で駅までくればそれでいいと話を進めていくつもりだった。

 達樹が姫を連れてきたら、車に連れ込んで携帯を奪い適当なラブホにでも入ってスタッフと合流し、五人以上の男で周りを固めて「AVに出演させてください」と返事するまで姫を追い詰めたけど。


 勿論一回だけで連れてくると思っているわけでもなかった。達樹が断るなら断るで、二回、三回と接触を計って距離を詰めていく算段だった。


 あの時点で「いいっすよ。おれ、そういう噂慣れてますからお好きにどうぞ」なんて突き放した返事が返ってくる予定ではなかったのだ。

 おまけにあのクソガキは彼氏の前で着信を受けていた。ガキの癖に妙に落ち着いて隙を見せなかった忌々しい竜神強志。


 RPGが子供の頃から大好きだった。思いもがけず恐ろしい美少女を見つけて、商売心を出して声を掛けてしまったけど、自分で冒険ができるあのRPGの世界を愛していたのに、強制退会させられるだなんて。

 恭平は複数の携帯とパソコンを使って文体を変え、掲示板に書き込みを続けた。



 バーチャル空間と現実世界の時間の進み方は著しく違う。

 バーチャル世界の一時間は、こちらの世界にとってたったの七分程度しかない。

 が、その時間差がよかったようだ。チーム花沢に対する誹謗中傷は連続投稿とはならずに、説得力を持った時間差を持って繰り返された。



 すぐに、掲示板上にいたガキ共は気色ばんでチーム花沢を叩こうと準備を始めた。



 恭平は満足げに顔を歪めた。



 自分達が恭平の掌の上で踊らされているなどと露ほども知らず、正義感に燃える高校生は姫を救出するため結集したのだった。

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