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風の魔王






「おらぁぁ!」


ミユは桜大樹を振り回しサマンダを圧倒する


「やはり、分が悪い…」


ミユが使っているのは神殺しの武器、サマンダには相性が悪い

更に、ミユの武器には風の神である疾風が宿っている


「何か……一瞬気をそらせれば」


その時、サマンダの目があるものを捕らえる


「ああ、ありました……あれを使いましょう」

「何ごちゃごちゃ言ってんねん!」


ミユの攻撃を避けるサマンダ


「翼乱」

「はぁ?どこ狙って…」

「止めなくていいんですか?あの人死にますよ」

「っ!レグゼ!」


サマンダの攻撃は倒れて動けないレグゼに向かう

レグゼは武器の大剣を盾変わりにするがボロボロのレグゼに耐えるだけの力は残っていなかった


「カッ……ハッ………」

「レグゼェェェェ!」

「よそ見しないで下さい」

「っ!」


ミユもサマンダに吹き飛ばされる


「くっ………レグゼは?」

「俺は…気にするな…………」

「あほ!血まみれやんか、今治療してやるから」

「それじゃあ、あいつはどうするんだ…いいから…俺はほっとけ…」

(ミユ………レグゼは任せたよ)

「疾風?」

(あいつは、僕が殺る)


桜大樹が解かれ、疾風が本来の姿で現れる


「ふふふ、待ってましたよ」

「死ね、欠片も残さないから」


空中で何度もぶつかり合う両者、一度ぶつかるごとに突風が吹く


「疾風……いや、うちはレグゼを…」


ミユはレグゼの治療を始めるが慣れないだけにうまくいかない

治療速度は遅く、このままでは止血が間に合わず出血多量でレグゼが死ぬ可能性がある


「間に合え……うちなら出来る、間に合え!」

「ダメダメね、それじゃ間に合わないよ」


視線を上げると……


「クウェ?」

「ラクフォが喋った!?」

「頭でもおかしくなったの?」

「サイン!」

「そう、久しぶりね!いやーこの子が暴走してさ、とりあえず怪我人いそうな所をさがしてたらここに着いたの」

「なんやそれ……でも助かったわ!レグゼを頼む」

「はいはい………って酷い怪我ね」

「無理なんか?なら、うちも手伝うで」

「はぁ?楽勝だし。舐めたこといってないでさっさとあれ、倒してきなさいよ!」

「おお!?なんかあった頃と全然違うな」

「はぁ………敵、近づけんじゃねぇぞ!」

「まっ、任せんかい!魔力の欠片も飛ばさんわ!」


空中ではサマンダと疾風が衝突している


「疾風!」


疾風はミユの元に急降下し、ミユは疾風の背中にのる


「サマンダ!うちはてめぇをぶった斬る!」

「神殺しの武器くらいで調子に乗らないで下さい!」


サマンダは疾風に衝突する寸前に浮かび上がりミユに衝突する


「ぐっ……」

「優先的には神である彼より、神殺しの武器を持つあなたです」

「…………っへ」

「!!?」

「疾風を舐めすぎやって、ばぁか」


ミユはゆっくりと着地する

疾風はその間にも雲を突き抜ける


「奴は何処に?」


サマンダは疾風を探す

その瞬間、サマンダの上空の雲が無くなる

そこから光が差す、その光で疾風の姿は確認できない


「これが……神…」


疾風のその姿は、四枚の羽を持ち、目は鷹のように鋭く、体も一回り大きくなっている


「行くぞ!これが……神だ!」


疾風の姿が消え、次の瞬間にはサマンダの目の前に現れる


「速い!?」


サマンダは地上に落下する前に体勢を立て直す


「ふふ、ふはははは!これが神!良い、良いぞ!私が新神だぁぁ、旧神はここで死ね!」

「…………あー、うちのこと忘れてない?」

「へっ?」


ズバンッ


サマンダは気付いていなかった、疾風の攻撃によりミユが届く範囲まで近づいていたことに


「あんた性格悪いからな、いっつもうちが届かんギリギリ飛んどったやろ?」

「……ぐっ、…それを利用していたあなたも随分性格が悪いですね……」

「いやいや、それほどでもないで。また生き返ったら会おうな」

「次は味方になれると嬉しいですよ」

「せやなぁ、それもええかもな」


サマンダは風となり……消えた…


「悪い奴では、なかったな…」

「せやな……でも、ここからや」


門ではまだ戦いが続いている


「さっさと終わらせて、城に行くで!」


ミユは戦い続ける





少し短くなりました

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