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西門の戦い

翼乱・・風をドリルのように回転させ敵を射抜く





西門


ここにはミユとレグゼ、そしてグレネイシス王国の冒険者がいた


「という訳で、やるかー」

「そやなー、一発目は右で~」

「そうか、なら俺は左」


他の冒険者は何の事か分からぬまま、とりあえず二人から距離をとる


「連斬!」「桜風!」


風の刃が魔物を切り裂く


「「一番乗りは貰った!」」


ミユとレグゼが魔物達の軍勢に中央突破を仕掛ける


「Sランクに遅れをとるな!俺達も突っ込め!」

「待たんか!馬鹿共が!」

「サツマさんっ!」

「A・Dランクは右翼!Aランクは広がって全体的に攻撃!B・Cランクは左翼!両ランクで攻撃じゃ!」

「それじゃあ、後ろに抜けたのはどーすんだ!」

「ワシが殺るのじゃ、これでも元・Aランク冒険者、腕は鈍っておらん」

「サツマ……師匠に聞いたことがある!Sランク昇格試験で敵の大半をたった一人で倒したのに昇格を拒否した伝説の冒険者……サイド・マルティカ!」

「略してサツマじゃ、ほれさっさと行かんか」

「はっは!テンション上がってきたぜ!よっしゃ!行くぞ!」

「てめぇが仕切ってんじゃねぇよ!Sランクになるのは俺だ!」


冒険者達の士気は最高である







「レグゼ!うちの前に出んなや!」

「悔しかったら、前に来いよ」

「…ってレグゼ!」


前方から巨大な風の刃が飛んでくる


「ぐっ…………ぐはっ!」


レグゼは受け止めるが耐えきれず後方やな飛ばされる


「大丈夫なんか?」

「ああ、まぁな……確かあいつは風の賢者・テール」

「今は風の魔王・サマンダです。では、参ります」


刹那、ミユの目の前にサマンダが現れる

そして魔力の込めた腕を降り下ろす


ドドーーーッン

突風が起き、砂煙が巻き起こる


「ミユ!」

「人間に私の速さは確認出来ません、元々人間の反応速度には限度がありますから……まぁこの速度に反応でるのは…」


ガキンッ

砂煙から薙刀が…それをサマンダは腕で止める


「神と契約したあなた方くらいでしょうね」

「おう、不意討ちで終わらんで良かったわ」

「その武器……神殺しの武器ですね、報告では優という男しか持ってないと…」

「目の前の事も信用できんのか?駄目やな~」

「ふむ、一理ありますね。では…」

「殺るかいな?」


ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ


「おらぁぁぁぁ!」

「ふっ!」


ドドンっ


二人は距離をとる


「ミユ…大丈夫か!?」

「うちも反応出来とんが不思議なくらいや、疾風のお陰やな」

(でもこのままじゃ、他にも被害がでるよ)

「分かっとる、桜大樹をやるで」

(でも、時間がかかるよ)

「………分かった、俺に任せろ」

「レグゼ…ええんか?」

「おう!任せとけ!」

「…………………疾風!準備するで!」


ミユは魔歩でサマンダから距離をとる

それを確認してレグゼはサマンダに向き合う


「いいんですか?あなた……先程の僕達の動きを終えてなかったでしょう?」

「知ってたのか…」

「ええ、当たり前です」

「嫌な性格してやがる」

「どうもありがとう、では始めますよ」

「っ!?」


レグゼは吹っ飛ばされる


(くっ、殴られたのか蹴られたのか?どこをやられたのかも分からん!)

「次です…」

「っ、連ざ…」


ドコッ、ボコッ


レグゼは地面に落ちることなくサマンダから攻撃を喰らう


「ラストです!」


地面に叩きつけられるレグゼ、そして動かない


「死にましたか…後は」


サマンダは魔力を探し、ミユの場所を探る


「そこですか」


風が集まる


「翼乱」


ミユがいる方向に飛んでくる


「させるかぁ!」

「ちっ!」


レグゼはサマンダの攻撃を止めていた


「死んだふりですか?」

「考えてたんだよ、お前を倒す方法を」

「結果は?」

「やっぱ、ミユに頼るしかなかった。だから時間稼ぎするさ」

「そうですか……何秒もつでしょうね」


サマンダの姿が消える


(落ち着け……目で追うな、これまでも速い魔物と戦うことはあった…)


ガキンッ


「っ!」

「こういうときは何となくで、どーにかなるんだよなぁ」

「何となくで止められたなら軽くショックですね…」

「連斬!」












「疾風、まだか?」

(もう少し…もう少し待って)

「レグゼ…耐えてくれよ」











「連斬!」

「さっきからそれだけですね」

「これだけだからな」

「時間もあまりないようですし……」





「ガハッ!」

「少し本気を出しますか」

(嘘……だろ、まだスピードが上がるのかよ)


レグゼは倒れるが起き上がれない


「やっべ、意識も……」


サマンダの攻撃が飛んでくる

……………が攻撃はレグゼには飛んでこない






「待たせたなぁ!レグゼ!」

「遅いですよ、殺してしまう所でした」


ミユはサマンダの攻撃を跳ね返す

そして、向かい合う二人


「な…んだよ、その馬鹿でかい武器は?」

「桜大樹」

「・・・なら、俺は役目を果たしたんだな」

「後は休んどき……ここからはうちの役目や!」


サマンダはミユの後方に現れる


「隙が多すぎでは?」

「…………なんでやねん」


サマンダは桜大樹で殴り飛ばされる


「ガッ!」

「さっさと、本気出せや。ドクラみたいに変身するんやろ?」

「あんな雑魚を覚えてくれてたとは、それに奥の手までバレてるとは……これでは隠す意味がないですね」


サマンダの体が弾け、雲が割れる

そして疾風のような風で形作られたドラグーンが現れる


「これが真の姿です、では」

「行くで!」




戦いが始まる


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