最終決戦の理由
最終戦作成のため投稿が遅れることがあります。
ドラゴン渓谷の洞窟を進むと広いところに出た
「よく、きたのぉ」
「ゴッドドラゴンはあんたか?」
目の前には今まで老いたドラゴン
しかし、そこから感じられるのは絶対に勝てないと思うほどの竜気
「うちの餓鬼どもが迷惑をかけたの」
「俺はそいつらを殺してしまった…操られているなんて知らなくてな」
「分かっとる…お主らに罪はないの」
「…………なぜ俺達を呼んだ?」
ゴッドドラゴンはゆっくりと体を起こした
「ワシは数万年は生きておる、これはまだワシが若かった頃……5000年ぐらい前の話だ」
「ちょっ、いきなり昔話かよ!」
「まぁ、聞け…」
俺達はとりあえず座ってゴッドドラゴンの話を聞く
「………この世は五体の神と、それを生み出した全能神がおさめていた」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
世界に鳴り響く轟音
大地が割け、天が燃え、海が凍る
ある山の上でその元凶があった
「ギャハハハハ!どーした、全能神!」
「やはりお前は裏切るか…」
「お前を殺し!俺は全能神になる!」
一体の神の反逆、その神は魔王と呼ばれる偽神を作り出し四体の神を討った
「全能神よ!俺はこの世界を憎む!俺が、俺が新たな世界を作る!」
「憐れな奴よ、それで何が残る…」
「それは死んでからてめぇの目で見な!」
「そうか……」
全能神の体を貫く
「ぐはっ………」
全能神は崩れ、形を失い、消えた
( )
「俺が!この世界の神だ!」
ギャァァァァァァァァァ!
その時、光が新たな全能神を破壊した
「ゴッド…ドラゴン……!」
「貴様の好きにはさせん!」
「くっ……まだだ!俺の世界は今、始まった!こんなところでぇ……死ねるかぁぁぁぁぁ!」
全能神は次元の狭間へ消えた
その後、五体の魔王は新たな神となり人々に加護を与えていった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なら、疾風も魔王だったんか!?」
「そうだね」
「光の神もか?」
「ええ」
「しかし、お前らも全能神に操られていた…」
「そうよ、操られていたっていうのは少し違うけど、私たちは崇拝していたわ…」
「なら、5000年前と同じことを闇の神はやろうとしてるのか?」
「そうだ、5000年前に反逆を起こしたのも当時の闇の神だ…」
「でも……理由は?」
「分からん…何のためにしたのか、そして今回も何のためにするのか」
「なぁ?さっき「崇拝してた」って言ったよな?今はどうなんだ?」
「……5000年、音沙汰が無いのよ。それに何も変わらなかったの、あの方が全能神になっても」
「今、戻って来てもまた世界を壊すだろうね、この世界は5000年前と変わらないから…」
つまり闇の神は全能神の手助けをするのか?
「なら、全能神が復活するのか!?」
「そうだ…ドラゴンを操っていたのはあいつの仕業だろう」
「全能神に勝つのが…戦いの条件か…」
「いや、それは違うと思います。闇の神は全能神を倒すのが目的でしょう」
「なんでや?全能神を崇拝しとんやろ?」
「だからよ、崇拝している全能神で殺すの、かつての意思を継ぐために…」
「自分が後継者になる、だから今では全能神は邪魔な存在なんだよ」
なんて複雑な…でも……
「この世界は壊させやしねぇ!」
「結果それやろ。どんなけ理由つけても、この世界を壊してええ訳ないやん」
多分、俺がこの世界に来たのはこの世界を守るためだ
ミユや銀に白…他にもいろんな人達に出会った
その出会いが、あの頃の俺を変えたんだ。
「決着がつく前にこれを知れて良かった、俺達の敵は闇の神と全能神だな」
俺は皆を見る、皆は頷く
「行こうか!世界を守るために!」
最後の戦いが始まる




