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波乱の幕開け



「おらぁぁぁ、白炎弾!」

「桜風!」



数十の魔物に囲まれながらも勇敢に戦い続ける二人、しかし彼らは不利な訳ではない


「銀!白!」

「任せろ!」「任されたのじゃ!」


二匹のスノーウルフが飛び出す


「「氷爪(アイスクロー」」


斬り裂かれた魔物は凍らせれていく


「白炎の舞・斬」

「桜華乱舞!」


次々と斬り裂かれる魔物達


「ギィギィーー!」


後ろ、でも………


「白炎霧!」


ギィャァッ!


分かってんだよ!


「ミユ!」

「任せ!桜嵐山!」


白炎がミユの魔術に捲き込まれる


「うぉ?何や!?」

「っぶねぇ!」


どかーーーーーん…





焼き地なった、周りには焼き焦げた魔物が


「危ねぇだろ!」

「………なんや、今の…?」

「って、聞いてねぇし!」

「見たか、優!凄かったやん!」

「知るか!ってか何、今の!」


俺の魔術巻き込みやがった…


「合成魔術か…」

「よく、コールがレグゼとやってたのじゃ!」

「優も前に俺としたろ」

「へっ?」


そう言えばオーロラドラゴンのブレスを止めるために銀の魔術と…


「そう、二人の魔術の特性を生かして起こす強力な魔術だ」

「凄いな~、優、帰ったら練習やな!」

「ああ!」



俺達は近くの村に行く










「あれ?サツマにレグゼ?」

「よっ久しぶり」


村に着くと二人が待っていた


「何でここに?」

「お主らを探しとったのじゃ」

「俺ら?」

「お主ら…Sランクになって二つ名を貰わずに出ていきおって!」

「あー、忘れとった」

「忘れるな!」

「まーまー、サツマいいからさっさと教えてやれよ」

「そうだじゃな…優、お前は聖炎じゃ」

「聖炎ねぇ」

「ぷっ」

「おい!ミユ…」

「くっ……えっええやん……聖炎……ぷっ」

「で?サツマ、ミユの二つ名は?」

「桜姫じゃ」

「「「………………ぷっ」」」

「優!白!銀まで!?」

「姫じゃて……姫…くくく」

「ま~し~ろ~」

「ひっ!すまんのじゃ!謝るからその薙刀を降ろすのじゃぁ~」


白が逃げ出す


「待てやこらぁ!」


ミユはそのあとを追いかける


「まぁあやつらはほっておいて、優話がある」

「??」


俺はサツマ達について宿に向かう





宿



「ほれ」


渡された一枚の紙


「依頼書?えーと依頼主は…ガンミュウム王国?」

「Sランク冒険者になると国がらみの依頼を受けてもらうのじゃ」

「じゃあレグゼはこの為に?」

「あぁ、でもお前らもだぞ」

「はぁ?」

「!!ミユ!?いつから戻ってた?」

「どーでもええやろ、それよりそんなめんどい依頼なんか?」

「いや全然」

「……なぁサツマ、うちらも暇やないんで」

「分かっとるが依頼主の意向での~」

「それでSランク冒険者三人も出るんか?」

「いや、四人だ」

「んじゃ、あと一人は?」



その時、外から轟音が、




「なんだ!」

「あいつか…」


レグゼが飽きれ顔をする


「あいつ?」

「モンチェだよ、落星のモンチェ」


その時、宿の扉が蹴飛ばされる


「久しぶりね!………ってレグゼだけ?Sランク冒険者四人集合って全員じゃないの?」

「紹介してなかったな、ここにいる優とミユが最近Sランクになった冒険者じゃ」

「へぇ~」


そうジロジロ見んなよ…


「強いの?」

「おい、こいつらはコールの弟子だぞ」

「…………コール…?」


っ!なんだ!雰囲気が急に!


「へぇ、そうなんだ…君達コールの弟子なんだぁ」

「はっはい…」

「っで?サツマ~今回はこの四人で依頼を受けるのぉ?」

「そうじゃ、これが依頼書じゃ…」

「えぇ~とぉ?なになに~?わぁー楽しそう♪」


何この人怖い!


「さぁ行くわよ~♪」

「えっえっ?」







こうして始まった…Sランク冒険者としての初めての任務


波乱の予感しかしないが……





氷爪・・・爪で斬り裂いたものを凍らせる

桜嵐山・・・薙刀を回すことで竜巻を起こす

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