大合戦
ある山の上
「うわー、なにあれ?」
見渡す限りの魔物魔物魔物
「このまま進めばグレネイシス王国の領地だな」
「止めるならここしか無いで」
「まず結界張るぞ、あれだけの魔物だ全滅は出来なくても進む奴は全部倒す!」
「結界張ったら花火上げてな、うちが後ろから切り込む」
「了解」
さぁ魔物退治の始まりだ
ギルド
「優はいるか!」
「テルマ騎士団長!?優さん達ならまだここには来てませんよ」
「そうか、来たら俺が探していたと伝えてくれ!」
「何かあったのかの?」
「サツマか…実はカクカクシカジカで……」
「誠か!?しかし、優達なら感ずいとるかも知れんぞ?」
「何?」
「団長!優さんらしき冒険者が昨日門外へ出たと門兵が!」
テルマはサツマの方を見る
「じゃろ」
「そうだな…報告ご苦労、城に戻るぞ!」
「はい!」
「サツマさん、テルマさんは何を伝えに来たんですか?「カクカクシカジカー」じゃ分かりませんよ」
「秘密じゃ、ではワシは優達を追うかの」
「いってらしゃーい」
何かウキウキしとるのー、ワシがおらんのがそんなに嬉しいか?
「これワシの仕事じゃけど、やっといてくれ」
「えーーーーー!」
「勿論、給金は別に払う」
「やっておきます!」
やれやれ現金な奴め
しかし、このギルドの廃れようは酷い…
あと半年、そろそろ動き出すかの
said 優
「こんなもんかな…」
崖で挟まれた道幅の狭い道ここなら魔物の大群も順番に相手できる
「結界は張ったし、ミユも準備出来てるよな?なら、そろそろ殺るか」
「白衣炎流…………白炎弾!」
空に向かって魔術を放つ
「たーーまやーー!」
おっ、気づいたな魔物ども!
さぁ、開戦だ!
said out
said ミユ
崖の上でミユは開戦をまつ
「覇桜鬼羅………さぁ何時でもええで」
白い炎が上がる
「よっしゃ!いくで!」
狙うのは大群の後方、一気に叩く
「桜風・一本桜!」
巨大な鎌鼬が魔物を襲う
前方でも爆発音が鳴り響く
「一匹足りともこっから先は行かせんで!」
「いやいや!逃げるのは放ってて良いから!」
そうやった、でもなーお客さん(魔物達)は殺気だってるで…
said out
said とある魔物の大群のリーダー
魔物達は混乱していた
闇の神の復活を聞き自分達がその配下に選ばれると思っていた
しかし、いくら待っても声はかからず痺れを切らしたのだ
神のいるエヴァンス王国に最短で向かうにはグレネイシス王国を通る、しかし魔物達は数と凶悪魔物として知れ渡った実力を疑わなかった
「なぜだ!なぜ我らの軍が殺られている!?」
部下の悲鳴と叫び声が聞こえる
前方では白い炎が部下を飲み込み燃やし尽くす
後方では旋風が巻き起こり部下が切り刻まれる
「逃げろ!何者かは分からんが……今は全力で逃げろー!」
崖をよじ登り、逃走する…
「一度山へ戻るぞ!態勢を立て直す!」
百分の一ほどの数になった軍
たった一度の奇襲でここまで殺られるとは…
「情けねーな」
「ほんとー、ダッサーい」
「何者だ!!」
そこにいたのは少年と少女
「この魔力の神々しさ…まさか!闇の神!」
「おー正解正解、よく分かったな」
まさかこんなところで出会うとは
「神とは知らず無礼な言葉を!申し訳ありません」
「あーいいよいいよ、気にするな」
「先程まで神の元へ進軍していたのですが奇襲にあいまして」
「そー言うのいいから、チャクラ…殺れ」
「了解しました♪」
何だ……なぜ空を飛んでる?
あそこに倒れているのは…俺の体?何で首がないんだ?
said out
血で染まった大地に闇の神と光の魔王がいた
「迷惑かけやがって、ふざけんな」
「ほんとー身の程を知れって感じですー」
「ところでチャクラ、体の方はどうだ?」
「アウラウネってこの子の体ですか?ちょうど良いですよー、小柄ですから動きやすいですしー」
「そうか…ならいい、帰るぞ」
「はいはーい」
影に沈んでいく二人
辺りは夕焼けで赤く染まり、血のような夕日の光が大地を照す
崖の下
魔物の死体が山積みとなったその場所に優とミユがいた
「親玉には逃げられたっぽいな」
「せやな、でもこれでグレネイシス王国は大丈夫やろ」
「んじゃ、そろそろ出てきてもいいんじゃないかな?」
「ちゅーこっちゃ、サツマのおっちゃん出てこんかい」
茂みからサツマが姿を現す
「いつから気づいておった?」
「さぁね?それより何かよう?」
「用事は今終わった、しかしこれほどの力とはな…」
「凄いやろ」
「お主らのSランクへのランクアップも考えんとな…」
「マジ!」
「これほどの奴をSランクへせんとどーする?まぁ詳しくはギルドに戻ってからにするかの」
「そーだな、んじゃ行こうかー!」
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