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光の神殿


光の神殿


光の神殿は森の奥にあった


「ここか…」

「汚い神殿やなぁ」


見た目はぼろぼろ遠くから見ても開いた扉の向こうにさ蜘蛛の巣が大量に見える


「うわっ!こっちも蜘蛛の巣!」

「ひっなんかカサカサッて動いたぁ」


びびりながら神殿の奥へと進むと大きな部屋に着いた


「ここが信仰場やな」


埃が被っているが光の女神の像は威厳があった


(ようこそいらっしゃいました)

「「!!!」」


周囲を見回すが誰もいない


(失礼しました、このままでは見えませんね)


目の前が光り、次の瞬間にはそこに一人の少女がいた


(はじめまして、私は光の神です)


頭に直接伝わる声


(あなた方のお名前は?)

「優です」「ミユや」

(では、優さんにミユさん、あなた方は光の加護を受けていますね)

「「はぁ??」」

(えっ!自覚ないんですか!)

「俺は炎の魔術しか使えないぞ」

「うちは風の魔術やで」

(それは私の力が弱まっているからです、なら魔術を使ってください)


俺とミユが魔力を溜める


(ほら、その光が証拠です)

「いや、俺は前まで黒い炎使ってたぞ?」

(それはあなたが私と闇の神に呼ばれたからです)

「どういうことだ?」

(あなたは前の世界で闇と光の両方の感情がありました、しかも両方とも普通ではあり得ないほどの力を持っていました)

「つまり俺は…」

(私が闇の神を倒すために、闇の神が私を倒すために呼んだのです)

「じゃあ、うちは?」

(闇の神はいくつかの魔獣に、私は人間に自分の加護を与えました)

「その中の一人がうち…」

(えぇ、私が加護を与えたのはエヴァンスの性を持つ一族の長男と時代を動かす者、ミユさん、あなたが優さんといるのも私の加護かも知れません)

「あんたは誰が時代を動かす者か分かってわないん?」

(はい、全てを知るのはこの世界の神です、私たちはその神より仕事を授かっただけです。世界を守るという)

「今、闇の神は?」

(あなたが解放したんです、あの時に)


盗賊に対し自分が意識を無くした時か…

俺はあの時の記憶が無い


「俺はお前を解放すればいいのか?」

(いえ、私があなた方により強力な加護を与えます)


光の神から光が…

優とミユを包み込む


(優さん、あなたは闇の神を倒しますか?)

「ああ…」

(では私は全力で手助けします)

「俺は元の世界に帰れるのか?」

(…………無理です)

「ふっお前らの都合で片道切符だけで強制参加か…」

(怒らないのですか?)

「俺はこの世界に来て良かったと思ってる、この世界に、来て変われたからな」

(本当にごめんなさい)

「謝らないでくれ」

(本当にごめんなさい)

「いいんだ」


俺は本当にこの世界に来て良かったと思ってる

前の世界に、いても俺は変われなかった


(闇の神はまだ安定していませんがその内動き出すでしょう、私はその戦いに備えます)


そうして光の神は薄れていく


(また会いましょう)







「なら、戻るか」

「そうやな」


二人も、また、戦いに備える



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