飲まれる王国
静かな城
闇夜の中でもその輝かしさは変わらない
国民は知らない
今、城で起きていることを
そして、これから自分達に降りかかる災いを…
王座の間
「おらおらぁぁぁ!」
「ぬっ!」
金属音が鳴り響く
これが何合目の撃ち合いかは分からない
「黒炎弾!」
「フレイムバースト!」
炎と炎がぶつかり爆発を起こす
「おいおい、俺の城の屋根が吹っ飛んだじゃねぇか」
「何が貴様の城だ!この城は……エヴァンス王国の国民のものぞ!」
「……………くだらねぇ」
「何っ?」
「くだらねぇな、国民の城?そんなの綺麗事だろ?俺はそんな綺麗事を並べる奴が大嫌いなんだよ!」
「綺麗事ではない!38代まで続いたこの国と共に生きてきた国民…それを護るのがわしの使命!」
「……………」
「お前がヨファルの皮を被ろうと、お前を斬る!」
レグゼの剣が輝く
「喰らえ!セイント!」
神々しく輝くレグゼ
「黒炎大火葬!」
ヨファルも魔術で反撃
「無断だ!」
「なっ!」
ヨファルの黒炎大火葬はレグゼに届くことなく消滅する
「ぐはっ!」
弾き飛ばされるヨファル
「死ねぇぇぇ!」
レグゼが剣を振りかぶる
門前
城の屋根が吹っ飛び、そこから流れ出る魔力にヒルマは怯む
「父上!くそっ!アクアバースト!」
周りにいる兵士を水で押し退け城へ急ぐ
王座の間
喉元を剣が貫く
「父上!」
ヒルマがそこで見たものは
「風の…………英雄…アウラウネ!?」
「アウラウネ!貴様ぁぁ!」
ヒルマが魔術を放つが横から二つの火の玉が飛んできて防ぐ
「火の英雄と賢者…ウジャーンとカルラ!」
更に水と風の魔術が飛んでくる
「「ぐはっ!」」
ラグスとヒルマは壁に叩きつけられる
「水の英雄・イシスに風の賢者・テール…」
彼らはヨファルを守るように構える
「言ったろ?この城にいる奴らは俺の手駒だ」
ヨファルが笑う
「喜べ!お前らも俺の手駒にしてやるよ」
ヨファルから発せられる黒いオーラが二人を飲み込む
「兄上…信じ…て…ます」
王座に座りヨファルは屋根のないその部屋から見える空に向かって叫ぶ
「俺が王だ!待っていろ!…………優!」
キャラ説☆第二弾
ミユから英雄&賢者まで!




