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二人のSランク

「ミユ、なんでコールあんなにやる気なんだ?さっきまで嫌そうだったじゃん」

「多分なぁあの、レグゼが原因やで、S ランクの冒険者は5人しかおらへんから、Sはランク同士は何人か同士は仲ええんや」

「じゃ、嫌そうな理由はさっきの奴か?」

「そうや、あいつはクラル・ラクトニオ、王国の貴族や」

「確か貴族はランク上げのために上級の冒険者を雇うんだったよな?」

「そうや、ラクトニオ家言うたらそれなりの貴族やし、なんてったって貴族は偉そうやからなぁ」

「あぁなるほど」

そんなの聞いたら俺もやる気が無くなってきた…

「ミユ、優、着いたぞ」

そんな話をしていると俺達は依頼主のところへ着いた


商店・龍の鱗

「おぉ来たか!待ってましたぞ」

店に入って迎えてくれたのは、この店の主人で依頼主のグロードさん種族はリザードマン

リザードマンはその硬い鱗と力が自慢な種族でまた、商人としての才能も高く都会の町ではよく見かける、人族と交流したはじめの種族とか

「それで、ラクトニオ家の方々は?」

「もう来るでしょう」

……………

「遅れたな」

うおっ!ほんとに来た!

「レグゼ様、お待ちしておりました。今回は依頼を受けてくださり、ありがとうございます」

「俺はこの餓鬼の親に雇われただけだ」

「そうだ!このミッションが成功すれば俺はBランクになれるのだからな」

あれが貴族か…ギルドではよく見なかったけど無駄に派手な防具着けてるな

「それにグロード、今回は流水もいるからな」

「流水!あの流水のホワイトですか!」

「あぁ俺だ」

「なんと!!5人しかいないSランクに二人も会えるとは!この旅は安心ですな」

「では、依頼の確認を頼む」

「はい、今回はグレネイシス王国までの護衛、盗賊やモンスターから荷物と私を守って下さい。食事は自身で用意をしてもらいますが、あなた方にひとつ荷車をおかししますのでお好きに使ってください、出発は今日の昼です」

「わかった、レグゼ食事はどうする?別々にするか?」

「あぁ、一緒の方が都合が「別々に決まってるだろう」………」

「クックラル様!」

「なぜ、俺がお前らが食べるような飯を食わねばならん、こっちの分はこっちで用意する!行くぞアイサ!レグゼ!」

「………大変そうだな」

「まぁな、すまんな、なら別々で頼む」

「一応、多めに仕入れとくよ」

「ありがとな」

クラル達のパーティーが行ったところで

「なら、俺達も行くか」

俺達は町へ行った


商店街

エヴァンス王国の商店街は人で一杯だった

「買うのは食料だけでいいか?」

「うちは、とくに仕入れる物はないで」

「俺もないです」

「そうか、なら行くか」

食料店で二日分の食料を買い、俺達は龍の鱗へ戻る


戻る途中

「コール?」

「なんだ?」

「あのレグゼ?って人はSランクでSランクは5人しかいないんだよな?」

「そうだが?」

「みんな、仲いいのか?」

「正確には今活動中の三人、俺とレグゼ、あとモンチェが知り合いだ」

「モンチェ?」

「落星のモンチェや、最強のフレイム使い」

「じゃあ!後の二人は?」

「一人は冒険者を引退、もう一人は癒し手のジョウカ、今は流れの医者として生きてるらいし」

Sランクで辞める人もいるんだ…

「あと、いつも思ってたんですけどコールの腕輪はなんなの?」

「うちも気になるわ、いっつも着けとるな」

「これは友人との約束だ」

友人?友人ねぇ恋人とかじゃないの?

「優、いま変なこと考えなかったか?」

「いッいえ、そんなことないよ」

やっぱり隠し事できないな……

「優はすぐ顔に出るけんな、わかりやすいわ」

そんなことを話していたら龍の鱗が見えてきた



龍の鱗

「………コール、これは?」

俺達に支給された荷車にはホテルにあるような家具や調理道具があった

「コール……すまねぇ」

「皆さん!ほんと申し訳ございません」

レグゼとアイサが頭を下げる、その後ろで……

「どうだ!この俺にかかればこんなものだよ」

クラルが偉そうにしていた

「来たか、流水!残念だが貴様らの荷物は置く場所などないぞ」

「クックラル様!!!」

アイサが慌てて止めるが遅い

コールさんは作り笑いでごまかす

「なぁクラル?」

「様はどうした?流水!」

「賭けしないか?」

「賭けだと?」

「ここにいる優はBランクだ、いまから優とお前で勝負する、優が勝てば荷物の半分を分けてもらう」

「俺が勝てば?」

「今回のミッションで何もしなくていいぞ、夜の見回りも俺たちがやる」

「いいだろう、来年、魔法学校の入学が決まっている俺に挑むか」

「優もお前と同じ歳だ、いいだろう」

「ふっ俺が勝てばクラル様と呼べよ」

「勝てばな」

ん?何か勝手に話が進んでないか?

「おい!コール?!なんで俺?」

コールが俺に声を出さずに口を動かす

「ぼ・こ・ぼ・こ・に・し・ろ」

ミユも笑顔だ………怖いくらいに

「……………分かったよ………」

「よし!なら始めるか、怪我させたらすまないな…………えっと?」

「優だ、クラル・ラクトニオ、悪いが本気で行くぜ」

「ぬかせっBランクなんて見え見えの嘘をつくやつに俺が負けるか!」

「……………は?」

「俺の歳で、Bランクになれるなんて貴族でないと無理に決まってんだろ」

「???あそこのミユは同い年でAランクだけど?」

「面白いことを言うな、あんな、がさつな女がAランクなんてあり得んだろう」

ズゴン!

…………………………………………

後ろから笑顔のミユからあり得ないほど殺気が来るんだが

でも……………………

「俺の仲間を馬鹿にしたな?」

「馬鹿にするもなにも、貴族でもないお前など何でもないだろ」

「……………………怪我すんなよ」

「ほざけ!」




「レグゼ、あいつ強いのか?」

「めっちゃ弱い、多分野良犬にも勝てねぇよ、そっちは?」

「俺の弟子だぞ?ワイバーンくらいなら一人で相手できる」

「凄い逸材だな」

「まぁな」

「優ーーー!ぶっ殺したれーー!」

二人以外は緊張感なく過ごしていた


「あの皆さん昼食はまだですよね、これホットドックです……どうぞ」

「おっ若い二人の勝負ですか?いいですね、これは私からお茶です、どうぞ」

二人以外はまったりと過ごしていた


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